あの日一緒に見た桜はまるで… [薄桜鬼] [沖田総司]

[久しぶり] ページ7

『ただいま帰りました。』

土『…そいつらは誰だ？』

『目撃者です。』

土『…ほう。』

一『何を見た？』

笹『…自分は血に狂った隊士を見ました。
交戦した際にその隊士の弱点は心臓と
首と知りました。』

華『俺も同じ。』

土『何で京の都に来た？』

華『Aに会うため。』

『…』

笹『…自分もです。』

土『…知り合いか。』

華『見ちゃダメなやつなんだろ？』

土『ああ。』

華『だったら殺…笹『まだコイツは若いんです。
殺さないでやって下さい。死ぬのは自分だけでいい。』


華『ちょ！衣月さん！』

土『衣月？どっかで聞いた事あるような…』

一『副長、俺は一旦他の隊士のところに行って参ります。』

土『おう。』


笹『…土方歳三さん。華月は殺さないでくれ。』

土『普通はよ、人と話すときはその首とか
顔に巻いてるそれを取れよ。』

笹『これは…!!』ｼｭﾙｯ

土『なっ…!!』

総『平助に似てるね、君。』

衣『…俺は実の藤堂平助の兄です…』

『平助君。』

平『!!』

衣『平助…!!』

土『はぁ、見逃してやる。』

『！？』

土『但し、新選組に入隊しろ。』



この言葉で二人は入隊し、笹野衣月。及び
藤堂衣月は八番組副組長に。そして広萩華月は
三番組副組長になった。

次回から恋愛のみにします。(スランプ気味で)→←最近…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す