賑やか、楽しいヒーロー達と。【流星隊】

２９：末っ子たちのフォロー ページ29

・



「あの、上がりましたよー…」


「「「うひっ⁉︎ 」」」




リビングにいたのは鉄虎くんと忍ちゃん。

特に驚くようなことは言ってないのにこのザマ。


本当になにがあったの？

隠し事レベルじゃ無いよね、これ。




「そそそそッスか！！じゃあ次は誰が入るんスか！？」


「せ、拙者が入るでござるよ〜！」


「ちょーっと待ちなさい」


「ぐえっ⁉︎ 」




慌てて立ち上がる忍ちゃんの首根っこを掴み、
ついでにそばにいた鉄虎くんも捕まえる。




「放してくださいッス〜！」

「放すでござる！」


「千秋さんと翠くんと奏汰先輩は？どこ？」


「うっ…あっちの部屋ッス…」




確かあっちの部屋って…

会議するための部屋、って千秋さん言ってなかったっけ？

なんで会議…




「まあいいか、ほら行くよ」


「まっまだダメでござるよ！」


「ん？まだってどういうこと？」


「(仙石くん！)」

「(ごめんでござる！)」




いやいや、こそこそ話しても聞こえてるから。


その姿に痺れを切らしてしまった私は、首根っこを掴んだまま二人を連れ他の三人がいるという部屋へ。


容赦なく扉を開けた。




「ん？A⁉︎ 」

３０：仲間はずれ→←２８：やな予感！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す