愛情11杯 ページ11
あれから数十分、
お腹、耳、首やらをずっと触られ続けていた
っ、ぐらぐらする
『あぅ、っん、ぁｯ』
坂「抵抗しぃひんの？」
顔色を伺うような仕草で覗き混んでくる
その顔は挑発でもなんでもなく、
ただ純粋に聞いてきている顔だった
『っ、る…さい』
坂「あぁ、愛が欲しいんやっけ？こういうのは嫌いなん？」
なんで、なんなら挑発でもしてくれた方が
楽なのに。
なんでそんな、聞いてくるの
『っふ、ぅ』
坂「だからなんで泣くんー！！俺が悪いことしてるみたいやんかぁ！！」
してるんだよ！！！
はなして、はなしてほしいのに、
坂「えー、きもちくないのー？」
『んゃ、ぁｯ！』
坂「でも顔、とけてるしきもちいんやろ？」
やめて、やめて
知らないの、こんなの
『んぅ！？』
また、きす
やだ、やだやだこわれる
あたまとけそう
『んっ…んや、ぁ』
ｶﾞﾁｬｯ
志「遅なったー！！ごめん！！途中であまちゅと会って話し込んで………た……………ぇ」
『んぅｯ！？』
廊下とリビングを繋ぐドアに立ち尽くす志麻さん
…やばい、え、なんで坂田さん離してくれないの
なんで、きすやめてくれないの？
志麻さん、帰ってきてるのに
『んんぅ！！』
軽く足をバタバタさせて抵抗すると
志「？？？？？え、ちょ、坂田！？」
坂「っふぅ、やぁっと抵抗したぁ……お、まーしぃおかえりー！！」
酸素不足とか諸々で意識がぐらぐらして
ぼーっとしていると志麻さんが駆け寄ってきて
私を引いて抱き締めた
志「…なにしてんの？」
『、しま、さ』
ちょっと怒ったような表情で
私を庇うように抱き締めてくる。
…今、こんなこと考えるのもあれだけど
志麻さん、あったかいし力強いから…
安心感あるなぁ…
志「大丈夫？………坂田、なにしてたんだって」
坂「んー、何て言ったらええんやろ、愛情提供？」
ﾋｭｯと喉に空気がかすったような音がした
志「は？愛情提供？なんやそれ」
『……ぁ』
坂「そういうことされるのが嫌なんやなくて、そういうことされて溺れそうな自分が嫌なんやろ？」
『ち、が……や、めてよ…』
志「…？坂田何言って」
否定したいけどできない、
こんな行き場のない気持ち悪い感情が
消えてほしくて志麻さんの服をきゅっと握って
顔を埋める
志「っ……Aちゃん泣いとるやろ。坂田」
坂「んー、でもまーしぃも知ったら理解できると思うんやけど」
坂田さんはそう言って息を吸った
…ま、さか
『まっ……い、わないで…！』
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2023年2月23日 23時) (
レス) @page44 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ひとしずく(プロフ) - 夢女子S氏さん» わぁぁ、！！！ありがとうございます！！！！ (2021年8月19日 12時) (レス) id: f9543978f7 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 最高ですっっ！！ (2021年8月17日 10時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
ひとしずく(プロフ) - うささん» はじめましてー！！ありがとうございます！がんばります！！！ (2021年5月28日 23時) (レス) id: f9543978f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひとしずく(プロフ) - leinさん» 初コメありがとうございますー！！！こたぬきさんを他の皆さんにときめかせることが出来て嬉しいです！！！！めっちゃありがとうございます！！(？)更新がんばります！！！！ (2020年11月8日 14時) (レス) id: f9543978f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひとしずく x他1人 | 作成日時：2019年11月25日 19時
