第7話 心配 ページ9
五年生___春
今度も真ちゃんと同じクラスになった。
もはや腐れ縁だ。
五年生になると僕はパソコンを買ってもらえた。
そしてもう一つ特筆するなら、あの神様に会った事だ。
____相変わらず夢の中だけれども・・・
「久しぶりだね。ゆう、いや、今はAだっけ。」
分かりきってるのに白々しく言う。
捻くれた神様だなぁとか、思った。
「お久しぶりですね、トリップがこんなに大変だと思いませんでした。」
素直な気持ちを述べると、彼は苦笑いをしながら言った。
「まあ、皆楽しい事ばっかりじゃないからな。」
そんなのは分かりきってます。
___それよりも重要なのは、何故今更顔を出したのか・・・だ。
「11年間も音信不通だったのに今更何の用ですか?」
「なんか今の離婚した夫婦のやり取りみたいだったぞ。」
・・・ウザいです。
「えっ?今の無視!?結構酷いそ!!」
「・・・。」
「無言やめて〜!!」
彼の情けない叫び声が木霊する。
「用件」
「極めて簡潔な返答!」
無言を止めたじゃないですか、文句言うな・・・です。
「ていうか、用件なんて別に無いよ。」
彼は笑ってそう言った。
「強いて言うなら君が気になっただけ。」
彼は彼なりに心配してくれていたらしい。
僕は夢の中でなら彼と話せるようになった。
因みに、神様の名前も教えてもらった。
_____________って言うんだってさ。
何処かで聞いた事がある気がする、
でもさ、・・・・何処だっけ?
大切な筈なのに
何故だろう思い出せないんだ
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ハムスター(プロフ) - 雪ノ姫さん» 了解☆これからよろしくヾ(=^▽^=)ノ (2013年10月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 8951343a17 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ姫(プロフ) - ハムスターさん» それじゃあハムさんで!(`・ω・´)こちらもタメでいいです! (2013年10月17日 6時) (レス) id: 86d570a1af (このIDを非表示/違反報告)
ハムスター(プロフ) - 雪ノ姫さん» こちらこそ!あと呼び捨て&タメでOKです/// (2013年10月16日 15時) (携帯から) (レス) id: 8951343a17 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ姫(プロフ) - ハムスターさん» 有難う御座います!友希大歓迎です!宜しくお願いします!!仲良くしてください! (2013年10月16日 12時) (レス) id: 86d570a1af (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ姫(プロフ) - 絢季さん» 楽しんで頂けて幸いです!更新頑張ります! (2013年10月16日 11時) (レス) id: 86d570a1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪ノ姫 | 作成日時:2013年8月5日 22時