第18話 再開 ページ21
僕は大輝を見たまま
大輝は僕を見たまま
____両者、まったく動かない。
はたから見れば結構シュールな光景だと思う
そんなことお構いなしに
大輝は満面の笑みを湛えはじめた。
コレは少し・・・いや、かなり不味い状況だ。
その時になったら話しかけようと思ったのに。
このままじゃかなり目立ってしまうと踏んだ僕は、
大輝をつれて一度体育館を出た。
_______それを誰かが見ているとも知らずに。
・・・そういえば、
影を薄めていたのに何故大輝に気づかれたんだ?
そう思いながら人気のない所まで来た時点で、大輝の手を離した。
そして振り返る。
「やっぱりAじゃねーか!久しぶりだな!!
あれからストバスに来てなかったけど元気だったか?」
一気に話されても。
「久しぶりですね大輝、元気そうで何よりです。
あれからストバスには何回か行きましたが、会えませんでしたね。」
「マジか、来てたのかよ?ていうかA!
オマエもバスケ部だろ?もちろん一軍だよな?名前が入ってなかったんだけどさ。」
不満ながらもそう言ってくる大輝、結構な確信を持っているんだろう。
だけど・・・
「・・・違いますよ、三軍です。」
その一言で、大輝が愚痴り出す。
大輝を宥めるのには時間がかかった。
・・・というか、まだ愚痴っている。
「何でだよー!オマエはどう考えても一軍だろ?」
何度目ですか、真太郎といい大輝といい、キセキは皆頑固ですね。
それに、そろそろ体育館が近いので止めて欲しいです。
バスケ部の皆さんに実力がばれてしまいます。
特にキセキ遭遇率が高い僕は・・・。
「誰が・・・一軍なんだい?」
________ああ、最悪だ・・・
・
・
「こんにちわ・・・、
__________________赤司征十郎さん」
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ハムスター(プロフ) - 雪ノ姫さん» 了解☆これからよろしくヾ(=^▽^=)ノ (2013年10月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 8951343a17 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ姫(プロフ) - ハムスターさん» それじゃあハムさんで!(`・ω・´)こちらもタメでいいです! (2013年10月17日 6時) (レス) id: 86d570a1af (このIDを非表示/違反報告)
ハムスター(プロフ) - 雪ノ姫さん» こちらこそ!あと呼び捨て&タメでOKです/// (2013年10月16日 15時) (携帯から) (レス) id: 8951343a17 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ姫(プロフ) - ハムスターさん» 有難う御座います!友希大歓迎です!宜しくお願いします!!仲良くしてください! (2013年10月16日 12時) (レス) id: 86d570a1af (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ姫(プロフ) - 絢季さん» 楽しんで頂けて幸いです!更新頑張ります! (2013年10月16日 11時) (レス) id: 86d570a1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪ノ姫 | 作成日時:2013年8月5日 22時