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自由人 42 ページ44

そんなこんなで女の子の家到着。




ピンポーン




チャイムはさすがに押せないので、女の子に頼んだ。




すると、中からどたばたと激しい音がして、




ガチャ




?「夏お前どこ行って………ってあれ?」




オレンジ髪の男の子が出てきた。




『あ、どうも。』




?「ど、どうも……?」




『あ、夏ちゃん?ならここにいます。』




?「あ、はい………




あーーーーーっ!!!」




『!?!?』




なんだなんだなんだ!?




夏ちゃんを受けとった瞬間叫んだ少年。




?「こないだ女の人達追い出してた人!」




あんたもいたんかい!




世の中狭いなぁ!えぇ!?(逆ギレ)




『………あれ?』




少年のジャージを見ると、真っ黒な布に「烏野」と縫われていた。




烏野……って、通常ジャージ赤じゃなかったっけ?




あれでもこの間菅さんが着てたよーな……




『……あの、いきなりなんですけど。

菅原さん……って知ってますか?』




?「菅さん?今ここにいるけど?」




…………世の中狭いなはっはっは。(疲れた)




?「もしかして知り合い?」




『まあ、近隣というか、家が隣というか……』




?「マジで!?菅さんが話してたのってお前のことだったのか!

あ、名前は?おれ日向翔陽!高一!」




『一ノ瀬A。同じく高一。

ていうか、菅さん私のこと皆に話してたんだ?』




日向「よく聞かされる!

『予想反応斜め上の時空を超えた変人』って!」




……………………。

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作者名:紺野いろは | 作成日時:2016年12月26日 18時

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