自由人の憂鬱【ハイキュー！！】 (ページ39)

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自由人　37 ページ39

『ドリンクの好みはこの通りでーす。』

いのり「へぇ………皆やっぱり好みとかあるんだね。及川さんとか。」

『薄々思ってたけど、いのりって及川先輩苦手じゃない？』

いのり「うん。苦手。」

『なんで？確かにチャラいけどバレーに関しては真面目だよ？』

いのり「それは知ってるけど。

たまに岩泉先輩に失礼なこと言うから……」

『…………あっ(察し)』

どんだけ岩泉先輩好きなのこの子。

一途だねぇ。おばちゃん嬉しいよ。(16歳)

『………っよし！ドリンク完成！簡単だったでしょ？』

いのり「まあまあだけど、なんとか覚えられそう。

次は何するの？」

『皆にドリンク渡すの！

やってみる？』

いのり「うん。じゃあ私、二軍と三軍の人達の配って来るね。」

『………え？一軍じゃなくていいの？』

いのり「一軍は入部が決まってから渡すって決めたから。」

『そっか。じゃあますます頑張んないとね！』

いのり「うん！」

いのり、私はあんたに入ってほしいよ。

合宿、一緒に行きたいなぁ………

なんてことを思いながら一軍の人達にドリンクを配っていた。

花巻「おお、ドリンクちょうど良い濃さになってるな。」

『皆さんの口に合うと良いです。』

松川「ていうか、割としっかりしてんのな、あのマネ希望の子。」

『でっっっっしょう！？！？

もう本当助かります！物覚えも良くて！』

及川「なんでAちゃんが自慢げなの！？」

いやもう本当に助かる。

この気持ちが皆に伝わればなぁ……

と思っても、約一名納得しない人が。

岩泉「真面目な子だし、別に入部させてもいいんじゃねぇか？

＿＿＿＿＿及川。」

及川「…………」

及川先輩である。