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七十四話 ページ38

舞台は順調に進み




私の出番だ




士「『あんたなんてぼっちがお似合いよ!!』」




光「『うるさい・・・黙れよ』」




士「『はっ!!弱い犬ほどよく吠えるもんね』」




光「『…それはおまえだろ?』」




士「『はぁ?意味分かんない!!』」




光「『じゃあね』」




士「『え?なによ急に???え、何?何?いや、いやあああああああ!!!!』」





照明が真っ赤に染まり




下手側に辻本先輩が倒れている




中心には光輝




貴「よし」





私は上手側からゆっくりと出てくる






貴「『派手にやったな』」




光「『あ・・・あっあ・・・』」




貴「『だからいっただろ?キミはぼくとおなじなんだってね』」




光「『・・・もう戻れないんだな』」




貴「『あぁ。もう戻れない。キミはやってしまったんだから』」





ステージで光輝の周りを歩き回る優奈




貴「『今更後悔しても遅いんだ。彼女はもう戻らない。キミも戻れないんだ。』」




光「『・・・どうしてだろうな』」





光輝はゆっくり立ち上がり前を見る




優奈も同じく前を見る




すると越前君の顔が奇跡的に見えた




眠そうな目をしながら見ててくれた




寝てたらショックだな…なんておもいながら





光「『後悔なんてないんだ。逆にすがすがしいレベル』」




貴「『…ふふふ。やっぱりキミは僕と同じだね』」





そういいながら手を差し出す





貴「『さぁ。一緒に行こう。榎本 大樹くん』」





ここで手を取り




少しの語りを入れて終わるはずだった




終わらなければいけなかった




なのに





光「『・・・あぁ』!?A!!!」




貴「えっ?」





光輝が私の本命を言うのと同時に




ードンっー




私の体は




前へと倒れていた




視線の端に笑っている




士「ざまーみろ」





士本先輩が見えた

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セツナ(プロフ) - アリスさん» コメントありがとうございます!!応援ありがとうございますっ!!続編もぜひ見てください^^ (2016年3月25日 18時) (レス) id: 75fa6d6baf (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - ゆづきさん» コメントありがとうございます!!…でいいのでしょうか?私あてだと信じて!!面白いだなんてっ!ありがとうございます (2016年3月25日 18時) (レス) id: 75fa6d6baf (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます!!更新しました遅くなってすみませんでした(泣) (2016年3月25日 18時) (レス) id: 75fa6d6baf (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 四葉さん» コメントありがとうございます!!やっと更新できました!待って下さりありがとうございました (2016年3月25日 18時) (レス) id: 75fa6d6baf (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - とっても楽しみにしていますo(^▽^)oこれからも更新頑張って下さい!!応援してます♪ (2016年3月24日 23時) (レス) id: 676688d4f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツナ | 作者ホームページ:http://id37.fm-p.jp/416/biria11/  
作成日時:2014年3月30日 20時

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