【テニプリ】演劇少女と天才少年【越前リョーマ】2

七十一話 ページ35

講堂に午前中から集まりだす演劇部





そのなかには士本先輩の姿はない





同じクラスの先輩の話によると来てはいるらしい






貴「…やりすぎた…よね絶対…」






やっぱり罪悪感は感じないけど





人として心配です





佑「…仕方ねぇから昨日と同じくAでろ」




貴「はい」




光「Aとか…喰われないように頑張るわ」




貴「私そんなに演技力高くないよ」




光「いやどうしたらそんな考えになるんだよ！！うまいから！！自信もて！！」




貴「うひゃあはいっ！！！」




佑「じゃあ全員各係の最終確認してくれ」




「「「はい」」」





昨日私はだいぶ切れた




キャラ崩壊？もいいところで




でも演劇は大好きだから




すこし駄々こねてどうにかあるって思ってる人は嫌い




出れなかった先輩もいるのに





貴「でもあれはいけなかったよね…」




紗「A？」




貴「あ、紗季」




紗「…気にしなくていいでしょ？あれぐらいで折れるのならそこまでだったってこと」




貴「……そうだよね」




紗季「あんたが思いやむことじゃない。それにAの言ってるのは正しい。まぁ少し感情は言ったでしょ」




貴「…うん。いれちゃった」






そういいながら紗季は衣装とメイクをしていく




私も本当はその立場なんだけども




急に出ることになったので手伝えなかった




本番前は本当に忙しい





紗「…よっしゃできた。うん。ギャルっぽくしたよ」




貴「うわぁ…」





いつもおろしている髪はくるくるになり




右上に一つに結んである




化粧もつけまとかも付けて自分じゃない




これがある意味演劇のいいところでもある





貴「ありがとう」




紗「あいよ！！頑張ってね。AはAらしく演じればいいの」




貴「うん」





準備ができ台本を確認し




演劇部メンバーで集まった

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