【テニプリ】演劇少女と天才少年【越前リョーマ】2

五十九話 ページ24

貴「ひぇ・・・」




お、おもい・・・・




学校の授業によくある先生のパシリ




たまたま一番前に席だったからって




貴「まさかこんな大きなものだったとは・・・」




ドリルをとってきて




と言われて私に頼むんだから




少ないのかと思ったら




ダンボールいっぱいに積んであるやつだった




貴「か、階段辛い・・・・」




重いしこのごろ筋トレで筋肉痛・・・




辛い・・・




貴「よいしょっよいしょっ」




あ、やばい




貴「あっ」




前が見えなさ過ぎて




足が




貴「きゃぁっ」




落ちるっ




「おっと」




貴「っ・・・？」




「びっくりしたなぁ」




地面にはドリルが散らかっている




でも私はその地面に背中を預けているのではなく




大きな学ランに背中を預けていた




貴「ふ、不二先輩！？」




不「やぁ妹ちゃん」




しかもこの時間帯は授業中なはずなのに




貴「ど、どうして」




不「あぁ。昨日怪我したところが痛くなってね。保健室に行くところだったんだ」




貴「あ、そうなんですかっだったら早く行ってください！！」




不「でも佑都に怒られちゃうからね」




貴「いいんです！！はやくはやくっ」




不「ありがとう。まずはこれ拾ってからね」




そういってしゃがんで散らばったドリルを拾ってくれる




私も拾おうとしたら




不「はい」




貴「はやっ！？」




不二先輩は本当にすごい人だったようです




そのまま流れでクラスまで連れてきてもらいました




いつのまにかついて




いつのまにか居なくなってしまいました




貴「不二先輩・・・怖い」




このごろそう思うようになりました

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