【テニプリ】演劇少女と天才少年【越前リョーマ】2

五十話 ページ17

お弁当事件(菊丸先輩命名)から数日後





私は５月にある第一回公演の練習





といっても今回私の出番は二回





セリフは少ない





光輝が主人公だ





貴「『君は僕たちの仲間だね』」





光「『・・・は？お前誰？』」





貴「『そのうちわかるよ』」





光「『なんだよそれ』」





貴「『それじゃ。またね榎本 大樹君』」





光「『あ！？おい！・・・・・なんであいつ俺の名前を・・・』」





祐「暗転。はいおっけい。このシーンは大丈夫だな」





光「よかったぁ・・・」





貴「はぁ・・・だね」





私のシーンはここともう一個





ここが大丈夫ならとりあえず安心





祐「そんじゃ、次なぁ・・・６ページいくぞ。出るやつ板付き
　 (そのシーンが始まる時の立ち位置に行くこと)」





「「「「「はいっ！！！」」」」





私はしばらく休憩





紗「おつ」





貴「うん」





やってるときは基本的に喋っちゃだめ





妨害しちゃうからね





このストーリーはいぢめをテーマにしたもの





こういうリアルなテーマだと人は感情移入しやすい





かといってファンタジーも通じないわけじゃない





ただ客層による





人の趣味というのがあるので





どれが一番ベストっていうのもないけれど





今日はここのシーンで終わりそう





祐「…時間だし終わり〜！片付け！！」





「「「「はい！！」」」」

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