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出水side
邪魔したな、そう口々に残して2年の教室から離れる。
佐鳥も同じように、自分の教室に戻っていく。何しに来てたんだ?あいつ。
それにしても、ボーダー隊員で、京介と仲が良くて、更には強い転入生ねぇ…
出水「楽しくなってけたじゃねえか!」
米屋「は?急にどったの?」
出水「お前はわかんなくていーの。」
米屋「はあ?教えろよ」
お前なんかに楽しみはやんねーよ
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夢主side
ぞわぞわぞわ…!
「なんか今寒気が…?」
A子「どうかしたの?」
A組の中で話しかけてきてくれる子の中で、私にとって無害そうな子を選別して仲良くなれるように努力をしている真っ最中、「好奇」とは違う、けど、身の毛もよだつような感情が私を襲ってきた。
…どこから?
無意識に戦闘態勢にはいるけど、何かが襲ってくる様子はない。
「あ、いえ。なんでもないです。ちょっと風邪気味、で…?」
「そっか。お大事にね。」
とりまるから教えてもらった、必殺技。
「ちょっと風邪気味」。
今みたいに寒気がした時に使える。他にもいろいろ教えてもらった。
A子「あ、そうだ!さっきの、聞きたかったの!」
「さっきの?」
さっきとはいつのことだろうか。
とりまるが来た時?
ぼーっとしてた時のこと?それとも…
A子「B組の烏丸くん!何話してたの?」
からすま…とりまるのことか、
「?
特に特別なことは話してないですけど…。
昼休み、お弁当準備して待っててって言われた、くらいですかね、」
A子「えー!烏丸くんとお昼ご飯一緒に食べるの?!
いいなぁ〜♡ねねね、烏丸くんとはなんでそんなに仲良いの??」
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やっと主役の登場ですね。
主役は遅れてくるってか、これだから出水公平は。
大好きです。
これからも
「俺の好きな人は近界民だった。え、まじで?」
をよろしくお願いします
四季
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作者名:四希 | 作成日時:2022年1月5日 23時