巴日和の妹ですが瀬名泉の妹です...？2

14_た、助けて...！？ ページ20

Aside


後ろで騒いでいる兄様とジュンくん。声は聞こえるけど、内容までは聞こえない。
どんなお話なんだろう？兄様は｢大切な｣っておっしゃっていたけど…。



そんな感じで1人考え事をしながら、兄様が待たせていると言っていた車を目指してあるく。



衣更｢お、巴？


今帰りか？良かったら一緒に帰らねぇ？トリスタのみんなで｣


肩をぽん、と叩かれ、飛び跳ねる勢いでびっくりした。



衣更｢わ、わりぃ…。そんなにびっくりするとは思ってなくて…。｣


A｢い、いえ…。こちらこそ、申し訳ありません。


過剰反応でしたね。｣

とはいえ、なんでか分からないけどいつもこのように驚いてしまう。悪い癖なので治したいと思ってはいるのだけれど…


明星｢サリ〜？急に止まってどうしたの…って、転校生2号の…えーっとえっと、あ！


ともとも！｣


…とも、とも？？


A｢えっ、と…確かに私は2人目の転校生、ですが…


私の名前は巴Aです。｣


明星｢そ！とーもーえ！だから、ともとも！｣



…はぁ。

氷鷹｢明星、あまり詰め寄るな。混乱しているだろう。



済まないな、うちの明星が。
金平糖いるか？｣



金平糖…？


A｢お気遣い、ありがとうございます。でも、お気持ちだけお受け取りしますね。｣


氷鷹｢…そうか( ´･ω･`)｣



うぅ…そんな顔をなさらないでください…！父様、母様、兄様に人から貰うなと散々言いつけられてるので…ごめんなさい！！

遊木｢みんな、急に止まってどうしたの…





A、ちゃん…。｣



少し遅れて来た真くんは、私の顔を見ると、少し気まずそうに顔を背けた。


？？


あ、そうだ。

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