7_呼び出し 漣side 3 ページ13
漣「もしかしてA、迷ってるんすか〜?」
そう意地悪っぽくきくと、そっぽを向いて、むくれながら、でも素直にうなずくA。
…か、かわいい…ごほん。
漣「ま、こっちもおひーさんからAを探してこいって言われてるんで、どっちにしろ連れて行きますけどね。」
そう言って俺は元きた道に足を向ける。
漣「ほら、おいてくっすよお?」
手をAに差し出す。
さっきからなにか声が聞こえる気がするけど、気にしない。それが目的なのだから。
まぁ、目的がなくても、俺らはよく手を繋ぐ。Aには、「Aがよく迷子になるから。」とか言ってあるけど、本当はただ俺が手を繋ぎたいだけだったりする。
当然のごとく、おひーさんは怒りますがねえ。
漣「夢ノ咲はどんな感じっすか?」
…戻ってきてもいいんすよ?
A「そう、だね。
あったかいところだよ。」
少し間を開けてそういう。
あー…昼のが結構きてるんすかねぇ。
少し気まずくなって、「そっすか」と一言だけいう。
Aは、優しすぎるからこういうことは人より重く考えてしまう。結果的に、1人で抱え込んでしまうことがよくある。だからこそ、俺たちが、俺が、もっと
支えてあげなくちゃいけない。
A「大丈夫、だよ。
私には、最強のEveとEdenがついてるんだからね!」
俺の心を読んだのか、そう言って笑うA。
…言ってくれるじゃないっすか。
漣「当たり前っすよぉ?
いつでも頼ってくれていいんすからねえ?」
A「ありがとう。
やっぱりジュンくんは、あったかいね。
いい日和!」ニコッ
だーかーらー…っ。
しかし、Aは無意識でやっていることなので、なにも指摘できず、顔をそむけてかおの赤みをごまかすことしかできない。
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四希(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます!数学がんばります泣 待っててくださるのめちゃ嬉しいです🫶 (2023年4月27日 23時) (レス) id: 17a6893690 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 数学がんばってください✨楽しみに待ってるので(≧∇≦)b (2023年4月25日 23時) (レス) @page38 id: 2b8ba8a6ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ蝶(プロフ) - コメント返してくれてありがとうございます、これからもこの作品、推させていただきますね (2022年11月23日 20時) (レス) id: eb205e316d (このIDを非表示/違反報告)
四希(プロフ) - クロ蝶さん» わー!クロ蝶さん、読んでくださり、ありがとうございます! オチはまだ決まってないので、参考にさせてください! ジュンくんかっこいいですよね、分かります。私も小説書いてて、カッコよすぎんか、大丈夫???ってなってます笑これからもこの作品をよろしくお願いします (2022年11月20日 17時) (レス) id: 17a6893690 (このIDを非表示/違反報告)
クロ蝶(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。オチはジュンくんがいいです (2022年11月19日 1時) (レス) id: eb205e316d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四希 | 作成日時:2020年6月27日 10時