( 続 ) 温 度 差 ℃ ___ Reo . S

56℃ ページ6

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「 どうしよ … 」




この前玲於くんから「 メンバーに紹介したい 」って言われて

なんと今日、私が仕事お休みだからって

LDHさんにお邪魔させてもらっている





玲於「 そんな緊張しなくてもいいって(笑)」


「 だってあのジェネだよ？」


玲於「 そのジェネと付き合ってんの、誰 」


「 わたし … です 」






“ みんな待ってるから行くよ ” って手を引かれてやってきたのは、楽屋の扉の前

涼太くん達には会ったことがあるけど

勢揃いってなると、やっぱ違うじゃん


しかもここ、思いっきり事務所だからさっきからチラチラ見られるし






玲於「 みんなー連れてきたぜー 」





玲於くんが扉を開いて、彼の後を続いて中に入る

テレビで見たことある人たちがホントに勢揃いしてる … うわあ

メンディーさん ほんとにおっきいなぁ





玲於「 こいつが俺の … 彼女です 」


「 初めまして、Aです 」






さり気なく “ 俺の彼女 ” なんて紹介されて
嬉しいのと恥ずかしいので にやけてしまう

皆さんの名前は今日までにたくさん番組とか観てたから全員知ってる


派手なシャツ着てる人が、数原さんだよね

めちゃくちゃ見てくるんだけど … 私、変かな？







龍友「 ちょちょちょ！玲於！聞いてへんって！こんな可愛い子なん？Aちゃんって 」


隼「 だから言ったじゃないすか〜可愛いって 」


裕太「 … ほんまの可愛い子やん 」


玲於「 でしょ？あげないからね 」







みんなして “ 可愛い ” とか連呼されると

お世辞って分かってても照れちゃうよ

玲於くんなんてちょっとドヤ顔してるし …






玲於「 何赤くなってんの 」


「 う、うるさい 」


メン「 うわ〜超ラブラブじゃん 」






GENERATIONSの楽屋に私がお邪魔しちゃって大丈夫なんだろうか

でも、数原さんが“ ここ空いてるでー ” って

ソファの上をポンポンしてくれたから、ちょこんと座る






玲於「 なんか飲む？」


「 ううん、大丈夫 」






私は暫く隅のほうのソファに座って皆さんの様子を見ていた

楽屋ではいつもこんな風にのんびりと、でも楽しく過ごしているのかな

… 玲於くん、いい顔してるな。




龍友「 見てみ、玲於。めっちゃ楽しそうやろ 」


「 ふふ、とってもいい顔してますね 」





玲於くんのあんな楽しそうな顔、初めて見た

やっぱりキラキラしてて 素敵な人だな








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