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5.暫しの休息を… ページ7

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いつもと変わらない時間に起きて、いつもと同じように台所の隣の小さな茶室で朝飯を食べる


ふむ、今日も変わらず美味いな…なんて考えていると、



「鯉千ちゃん。ちょっといい?」


「ん、大丈夫。どしたの?若菜さん」



ひょっこりと顔を出した若菜さんが、部屋に入ってくる


いったい何用でしょうか?



「あのね、お願いがあるんだけど」


「お願い…?」


「えぇ。明日の幹部総会のために今から料理の下ごしらえをしておきたいんだけど、材料が足りなくて…。
買って来てくれないかしら?」


「ん。いいよ。」


「ありがとう!助かるわ!
必要なものは、雪女ちゃんに伝えてあるから、一緒に行ってね。」


「はいよ、了解」



パァと笑みを浮かべた若菜さんに釣られて、口角が少し上がる


あぁ…今日も癒される…


頬が自然と緩んだ。





◇◆◇◆◇◆




「くぁ〜…」



食べ終わった食器を片付けて、特にすることも無いので、二階の自室に戻ることにした


登り慣れた階段をゆるゆると登る


自室に戻って、ぽすんと敷きっぱなしの布団にダイブした



「んー…ねむ…」



柔らかな枕に顔をうずめ、目を閉じる


微かに香る太陽の匂いが、いっそう眠気を誘う


少し開いた窓の障子から、緩やかな風が入り込み、頬を撫でる


さっきまで寝ていたにも関わらず、眠くなる自分に若干呆れながらも、ゆっくりと意識は落ちて行く


つららは、家事をしてるみたいだし、買い物に行くのはまだ先だろうから、少し眠るくらい大丈夫だろう…


そんな言い訳を意味もなく、思い浮かべて小さく笑った


さぁて…つららが起こしに来てくれることを祈って…


暫しの休息を取らせていただきます…









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6.その方はとても美しく→←4.果てしなく広い空の下で



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楸ヒナタ(プロフ) - 李桜さん» 面白いなんて…!ありがとうございます!嬉しい限りです!!これからもよろしくお願いします! (2016年2月1日 17時) (レス) id: 5a9f26663b (このIDを非表示/違反報告)
李桜 - 小説面白いッス!私も文才あったらなァ〜 (2016年2月1日 0時) (レス) id: 888568db42 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - ゆーなさん» ミツカッタ…。行動が早いっすね。 (2015年9月14日 21時) (レス) id: 5a9f26663b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな - ミツケタ...... 。 これかな?これだよね? (2015年9月14日 21時) (レス) id: be54fb8e5e (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - 飛鳥さん» うわぁ!そんな事言ってもらえるなんて…凄い嬉しいです!!コメント、ありがとうございます!! (2015年8月14日 22時) (レス) id: 5a9f26663b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楸 ヒナタ | 作成日時:2015年6月14日 17時

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