杖に魅いる２【ハリーポッター】 (ページ47)

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第47話ページ47

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計画通り、眠り薬入りのマフィンをクラッブとゴイルに食べさせることができた。

2人を物置に隠し髪の毛を抜いてトイレに集まった。

「君たちは誰の髪の毛を持ってるの？」

「私はミリセント・ブルストロードスリザリンのね。ローブについてたの。」

ロンの質問にハーマイオニーが答えると、君は？という目でAを見た。

「まさかパンジー・パーキンソンとか？」

「まさか。Aにこんなもの飲ませられないわ。」

『一応パーキンソンの髪は持ってきたけど…』

Aは確かに自分のブロンドカラーの髪ではない、比較的短い髪を一本持っていた。

しかしハーマイオニーが、ニコニコ顔でそれを洗面台に流した。

「さ、髪を入れて。きっかり1時間で戻ってしまうわよ」

Aがグラスにポリジュース薬を分けると、それぞれ髪を混ぜて渋々飲み込んだ。

『だ、大丈夫…？』

「何だか僕吐きそう」

「わたしも…」

ロンとハーマイオニーは床にグラスを落としてトイレにこもった。

ハリーもよろよろと洗面台に手をついた。

『ハリー、顔が』

ハリーの顔は沸騰したようにぽこぽこと変化し、体も膨れてあっという間にゴイルの姿となった。