杖に魅いる２【ハリーポッター】 (ページ45)

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第45話ページ45

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ジャスティン・フィンチ＝フレッチリーが次の犠牲者になった。

決闘クラブの蛇の件で怒っていたハッフルパフ生だ。それにより、ハリーが本当に継承者だと疑われることになってしまった。

『寝るときはいつも石になった生徒と一緒なんて』

「それは嫌ね。」

ハーマイオニーはポリジュース薬に夢中で、適当に答えた。

しかしAは気にしなかった。
なぜなら、Aも薬品の調合でハーマイオニーが何と言ったかなんて気にしていなかったからだ。

『できたわ。』

「こっちもよ！」

互いに顔を合わせてハイタッチした。

「ポリジュース薬ができたなら、やる事はあと一つね。」

『ええ。私の作ったこの眠り薬を使って、ポリジュース薬に入れる体の一部を取る』

トイレのドアに寄りかかった2人。
冬の寒さも忘れて薬品の調合をしていたのだ。

『ハーマイオニーもこの薬を飲むの？』

「ええもちろん。私が作ったんですもの」

『今年のクリスマスは帰れそうにないわね。ハーマイオニーも私も。』

「そうよ！」

ハーマイオニーは突然食い気味に言った。
寄りかかっていた体を持ち上げ、Aに向けた。

「あなた、ちゃんとマルフォイにクリスマス帰らないように言っておくのよ。」

『私が？なんて言えばいいの？』

「そうね…。今年は私たちと過ごすからって言うの。あとマルフォイ、あなたとも一緒にいたいからって言ったら喜んでそうするわよ」