女たらしのイケメンは、左之さんの妹！？【薄桜鬼】

第四十一話苦手？ ページ44

近「伊東殿！お待ちしておりましたぞ。」




今日、平助の紹介で伊東甲子太郎という人が新選組に入ってきた。




伊「これは、局長自らのお出迎え痛み入ります。」




ぼくたちは、それを影から見ていた。




新「あれが、伊東さんか。」




貴「なんか、あっち系だよな・・・」




斎「あっち系とは？」




貴「いや、なんでもない。」




ぼくのタイプじゃないな。




どうやら、伊東さんは長州の人達と同じ考えらしい。




左「そんな人が、俺たちと上手くやってけるのか？」




まぁ、左之にぃが心配するのもわかる。




貴「でも、やってかないといけないんでしょ？」




斎「そうだな。」




なんか、これから大変そうだな――――









〜夜〜




近「いやぁ、愉快、愉快。隊士が増えるのはいいことだ。」




近藤さんが嬉しそうだ。




まぁ、優しい人だから疑ったりしないんだな・・・




そうゆうところが心配なんだけど。




伊「まぁ、そんな。」




伊東さんも楽しそうだ。




二人共、お酒がまわっているのだろう。




そんな中、土方さん一人だけ雰囲気が違う・・・




もう少し隠せよ。




千「失礼します。空いた器を下げに来ました。」




千鶴ちゃんが入ってきた。




伊東さんの目つきが変わった。




気づいたか・・・




近「あぁ、ありがとう。」




千「いえ。」




貴「ぼくも手伝うよ。」




ここから離れたい。




千鶴ちゃんと部屋を出た。




貴「少し出てくるね。」




千「はい。」




こうなったら、気分転換にあいつのところ行こう―――――

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