第1話2節戦国時代にタイムスリップ来ちゃった ページ2
杏樹が練習を始める号令をかけた瞬間
なんと急にあたりが光に包まれて彼女達の姿が消えてしまった。
―森の中―
杏樹「痛たた…。何が起きたんだ?」
有紗「うーん…。そもそもここはどこ?」
ななか「え?ここはどこって?長浜城の跡地じゃあ…」
梨香子「でもあそこにはこんなにたくさん木が生い茂ってなかったような…」
愛「じゃあルビィ達は今どこにいるの?」
かなこ「落ち着いてあいあい!あそこからさっき見えた海の景色が見えるから場所自体は変わってないずら」
そうやってきんちゃんことかなこが指した場所へ行ってみると木々の隙間からさっきまで眺めていた景色が見えた。
朱夏「でもちょっと待って。きんちゃんのいう通り『海の』景色はそのままなんだけどさ内浦の街が見えない気がするのは気のせいじゃない?」
杏樹「まさかー、そんなわけ…ってホントだ!内浦の街がない!」
梨香子「落ち着いて杏ちゃん!」
杏樹「でも何で内浦の街がないんだろう」
梨香子「ねぇこれひょっとしたらこれってありえないことなんだけど私達はタイムスリップしちゃったんじゃない?」
みんなが動揺している中梨香子はふと頭に浮かんだ言葉を口にした。
有紗「タイムスリップ?そんな非科学的が起こらないよ?いくらでも冗談が…」
いつもは常識人で天然な梨香子がタイムスリップという非現実的なことを口に出したのではっきりしないことが嫌いな有紗が反論した
梨香子「確かに突拍子もないことかもしれないけど整備されてた場所に木や草が生い茂ってたり街がなくなっているのを見るとそうなんじゃないかって…」
愛奈「Wo!タイムスリップ⁉まさかホントにそんなことが起きるなんてアンビリーバボ‼これだよ!こういう刺激が欲しいの」
有紗「な、あいにゃ今はそんなこといってる場合じゃないよ」
愛奈「もーありしゃってば頭がかたーい!今は特にできることがないんだから今を楽しまなきゃ!」
かなこ「そうそう何もわからない何もできないのないない尽くしの今の状況だからこそいつも通りでいることだよ。だからありしゃ落ち着こう?」
有紗「うう…それはそうだけど…」
朱夏「ねぇあいきゃん。さっきから震えてどうしたの?」
愛香「ふふふ…。流石私ね!このヨハネの手にかかれば時間通行なんてお手の物ね」
かなこ「あいきゃん。流石にそれは違うよ?」
朱夏「ねぇ杏ちゃん。これからどうするの?」
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作者名:結花(・8・) | 作成日時:2020年7月15日 19時