俺・・・ ページ6
上杉said
若武の意味のない締めの後、立花と小塚がなにやら花を飛ばしていた。
なぜか、その光景を見ると、スゲエむかつく。ってアレ?俺なんでそんなことでむかつくんだ。
思わず、小塚の背中を睨んでしまった。
すると、隣の黒木が笑い出した。
「クスッ 上杉センセも、大変だね。」
こいつも、むかつく。
「んじゃ、参加するってことで。いいな七鬼ぜっっっったい来るんだぞ!」
「ん。わかった。そのかわり、妖術使うのアリにしろ。」
「ダメだよ!忍、これはみんなでするの。フェアじゃなきゃダメ!」
「へえー七鬼戦闘も出来んの?今度、学校で見せてよ。いいでしょ?」
「翼も!学校で戦闘なんかしたら、ケガするじゃない!ダメだよ?」
ちっ 「ああーもう!お前らウッせ。ちょっとは静かにしろ!!」
ああ、やった。これはもう嫌われるな。立花なんか、何を言われたのかわかってない顔してるし。
ハア なんで俺・・・こんな言い方しかできねーんだろ。女嫌いとか言いながら、結局は自分が、
嫌われるのが怖いだけなんだ。立花にも嫌われたな、こりゃ。謝るか。
「「ごめん/ね!」」
は?
ああ、そーだった。こいつはそういうやつだった。
全く、女って意味わからん。でも、こいつは他のやつとは違うから、俺でもやって行けんだろな。
「ごめんね上杉君。騒がしかったよね。もしかして、体調崩してるの?大丈夫?」
見当はずれもいいとこだぜ。っておい!な な な 何やってんだ!
「うーん、熱はないけど・・・」
俺のデコにひんやりとした、立花の手が乗っている。そう、乗っている。
やべえ、気持ちいい。あとスゲエ嬉しい。
黒木がニヤニヤしてこっちを見てるが、そんなことも気になんねえぐらい心が弾んでた。
睨んでる他のやつらに、ボコられるかもしれないが、まあいいだろう。
俺・・・・・・ どうしちまったんだ?
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yukariqchan(プロフ) - いえいえ、こちらこそです! (2019年9月8日 8時) (レス) id: 068b891b54 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - yukariqchanさん» 遅くなってしまい、申し訳ございません。書いて下さり、ありがとうございます!感謝感謝です(^-^*) (2019年9月7日 16時) (レス) id: 86e7ab4643 (このIDを非表示/違反報告)
yukariqchan(プロフ) - リクエストくれた夏様、お弁当ってこんなので良かったでしょうか?また、何かあればどんどんお願いします! (2019年8月25日 11時) (レス) id: 867e36d9fd (このIDを非表示/違反報告)
yukariqchan(プロフ) - お弁当ですね!了解です。指摘もありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!ヤル気、出てきました〜( ^_^ /) (2019年8月24日 7時) (レス) id: 867e36d9fd (このIDを非表示/違反報告)
夏 - リクエストです。休憩時間にkzでお弁当を食べるのがいいです。えっと、指摘ですか…序盤がほんの少しだけ地獄の運動会という作品に似ている様な気はしますが、他はとんでもなく面白いです!これからも頑張って下さい(^-^) (2019年8月22日 18時) (レス) id: 86e7ab4643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サト | 作成日時:2019年6月16日 13時