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好物はマグロコロッケ ページ6

マグロコロッケを買わされた風間は、依頼の主に会いに行く。

コードブレイカーにはまる柊は風間が来たことに気づかない。
頼んでおきながら失礼なやつだ。

風間はマグロコロッケを目の前に置いて横に座り込んだ。
二宮がみたら発狂しそうだ。
想像したくはないので気にしない。

「そこ、4だろ」

風間が指摘したので柊は紙を眺める。

「ヒット1ブロー2がこの列とこの列ならここしかヒットはない。」

「あぁ〜そっか」

柊は紙に数字を埋めていき、マスを完成させた。
柊のことなのでゲームのカジノにコードブレイカーがあった、という展開だろう。
正解なのかPSPを取り出した。

「・・・人に買わせてそれか」

「よっしゃ、悪魔の家、メタルカード来た!!」

「聞け」

当たり前なツッコミではあるが、それが時には大切になる。
柊は全く反応しない。
これでは嫌われる対象ではないか。

「あ、マグロコロッケ。これ金だ」

「ふぅ・・・自分で買いに行けよ」

「気が向けばな。」

風間は気が向くことを祈りながら、その場をあとにした。
それを見ていた二宮は、手帳に『柊はマグロコロッケが好き』と書き込んだのはごく少数が知る。

チョコレートの行く末→←恋する男とされる女



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作者名:幻影のアレクトラ | 作成日時:2016年2月6日 20時

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