裏側 ページ7
>>>美風 藍
藍は廊下を歩いていた。
翔「あ!この写真!」
歩いていると、とある部屋から突然声が聞こえた。翔だ。
なにしてるのかな・・・。うるさいんだけど・・・。
藍は立ち止まり、佐々木の観察がてらドアの前で盗み聞きを始めた。
翔「あのイケメン写ってる!」
・・・んと、あのイケメンってもしかして・・・。
あの変な光を出していたやつだ。佐々木の他にもいたのかと驚いたような覚えがある。
レン「ほんとだねえ・・・。あれは現実だったのか」
真斗「まだ信じられないものがあるが、これが証拠のようだな」
なんだ、あのメンバーはこいつを知ってるのか?
いや知ってなくても見てはいるみたいだ。なにか情報を持ってるかな。
藍は、扉に耳を近づけた。
すると、さらにクリアに会話が聞こえる。
龍也「なんだなんだ!?なんの話なんだ!?」
林檎「そうよー。何かわかったならいってちょうだい?」
先生方も何も知らないようだ。
すると、レンがしゃべりだそうとする。
レン「あ、実はねー・・・」
お、これはチャンスかな。何か有力情報が来るかも。
藍がそこで待機していると、突然佐々木が口を開いた。
A「あああああっ!?ST★RISHのお仕事の時間もうすぐですよ!?」
あ・・・。
那月「あ、本当ですねー」
あ・・・・ああ・・・・・・。
翔「こうしちゃいられねえ!さっさと行かねえと!じゃ、日向先生、月宮先生!ありがとうございました!」
あ、やば。ここにいると見つかる・・・。
とっさに藍は物陰に隠れる。
あっという間にST★RISHのメンバーは全員外に出ていった。
ふう・・・。危なかった・・・。
藍はその場で安堵の息をついた。
そして「今日はもういいや・・・」と、その場所を後にしようとした。
藍は部屋に帰ろうと思い、物陰を出た。
その時・・・。
A「あ・・。て美風先輩!?」
たまたま扉から出てきた佐々木にはちあわせてしまった。
A「こんなところでどうしたんですか?」
藍「別に・・・」
A「もう!美風先輩だけ気配が分かんなくて困る!」
そう謎のことを佐々木は呟くとさっさと帰って行った。
なんか性格変わった・・・?あ、こっちが本性かな。
なんて意味もないことを呟きながら、藍は佐々木の去って行った方とは逆方向に、歩を進めたのだった。
<藍ノート 今日の収穫>
あの謎の光の少年は存在した
佐々木は実は猫かぶりだった
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チョコロ☆(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張ってください!^ ^ (2015年5月17日 18時) (レス) id: 8b17e93090 (このIDを非表示/違反報告)
アンドゥワ - こ、こ、ここ、更新がんばってくださいぃぃぃぃ!!(≧Д≦) (2013年11月22日 17時) (レス) id: a184cc1cfc (このIDを非表示/違反報告)
紅魔 - この作品大好きです!更新頑張ってください! (2013年8月29日 17時) (レス) id: a191620b40 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - 由利亜さん» 更新とまってすみませんでした!これから頑張ります! (2013年7月22日 21時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 翔ちゃんがイケメン過ぎて///////// (2013年7月22日 20時) (レス) id: 4fe220a505 (このIDを非表示/違反報告)
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