隠れ生活開始 ページ23
藍「電車、新幹線は目立つから却下。徒歩ではまた今の速度で走っても半日。ついでにオトヤは息切れしてるからさらに遅い。ボクの仕事は明日の朝」
A「へ? いや、何分析始めてんの?」
藍「帰る方法に決まってるでしょ?」
音也「帰らないし!」
藍「・・・ハァ。まだそんな事言ってるの?」
飽きれてため息をつく美風藍。それを見てなおも反抗する音也。全く性格が逆らしい。
A「私も仕事あるんだけど、、、」
音也「ああっAごめんっ!」
藍「だからって帰る方法ないよ」
音也、A「・・・」
2人が押し黙っていると、またしても上から声が聞こえた。
次はなんだよ・・・。と思って上を向くと、そこには見慣れたヘリが。
A「しゃ、社長にばれたのか・・・!」
どうみたってそれは社長のヘリだった。
社長に音也の存在がばれたのかと思い、突然焦りだす私。
だけど、その想像は、次の瞬間に吹っ飛んだ。
ブオオオオオオンとものすごい騒音がしたかと思うと、ヘリが地面に着地した。
「おい、これ乗ってけよ」
ヘリが地面に着地したばかりのヘリの中から、声が聞こえた。
そして現れたのは・・・
A「く、来栖さん!?」
突然やってきたヘリからおりてきたのはなんと翔だった。
藍「え、、、? なんで?」
音也「うわあああっ! こ、これはその! ち、違うんだっ!」
翔「何が違うんだよ・・・。ほんっとバカだなあ」
音也「・・・えっ? 怒らないの? てか驚きもしないの?」
A「というかあきれられてるんですよ・・・」
私がすかさずツッコミを入れると、急に翔が不機嫌そうな顔になった。
その表情をみて美風藍はなにやら考えているご様子。
翔「ちっ・・・俺はまだかよ・・・」
A「は? 何がですか?」
翔「あっ・・・! いや、なんでもねえ」
A「??」
私は頭にクエスチョンマークを浮かべていたが、美風藍は何やら気づいたらしい。どうでもいいけど。
翔「とりあえず、これで帰れ。音也は俺と藍の部屋で匿えば良いだろ。幸い、那月は一週間の間ロケでいない。その間に対処をうつぞ」
藍「翔が頭の回る奴で良かった」
とりあえず、危機は免れたようだった。
うん、一件落着。
>>>美風藍
今日はいろいろな事がありすぎた。
でも彼女は、どこまで思い出したんだろう。
様子からして、全部思い出した訳ではないように思うけど・・・。
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チョコロ☆(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張ってください!^ ^ (2015年5月17日 18時) (レス) id: 8b17e93090 (このIDを非表示/違反報告)
アンドゥワ - こ、こ、ここ、更新がんばってくださいぃぃぃぃ!!(≧Д≦) (2013年11月22日 17時) (レス) id: a184cc1cfc (このIDを非表示/違反報告)
紅魔 - この作品大好きです!更新頑張ってください! (2013年8月29日 17時) (レス) id: a191620b40 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - 由利亜さん» 更新とまってすみませんでした!これから頑張ります! (2013年7月22日 21時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 翔ちゃんがイケメン過ぎて///////// (2013年7月22日 20時) (レス) id: 4fe220a505 (このIDを非表示/違反報告)
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