空から少年事件← ページ21
驚いて反射的に目をつむる。
な、なんだ一体!?
すると、次の瞬間、何かが思い切り私を包んだ。
!?!?
目をつむっているため、何が起きているかさっぱり。
すると、上から声がふってきた。
?「ちょ、うわあああ!?A!?」
ん?
ん?
?「ちょ、どいてどいて!」
ん?
あまりに聞き覚えのある声に、私はなぜか固まってしまった。
藍「空からふってくるとか、相変わらず良く分かんないね。オトヤ」
や、やっぱり!
つむっていた目を大きく開けると、目の前には、きっちり地面に着地した音也がいた。
A「お、音也っ!!!!」
反射的に音也に向かって走り出そうとした。
・・・が、強い力に押さえられて動けなかった。
A「って!? えええええ!?」
やっと状況を理解した。
つつまれたと思ったのは、腕だったらしい。
・・・美風藍の。
いや、うん、つまりその、ね?
抱きしめられてる訳だよ。うん。
A「ちょ、何して!? ふふぉおおお!?」
藍「A、うるさい。上から未確認生物物体がふってきたから、君からよけようとしただけだよ」
A「は、はあああ!?」
まるで、「当たり前でしょ?」と言うような顔で、平然と私を抱きしめている。
音也「み、未確認生物物体って・・・」
音也、突っ込むのはそこじゃないだろう・・・。
A「あれ、でもなんで? 半年じゃなかったの?」
美風藍は、いまだに腕を解放してくれないので、私は諦めてその状態のまま会話を始めた。
音也「うーん。それがね、俺にも分かんない」
A「・・・は?」
音也「明日も頑張るぞー! って寝たのは良いんだけど、起きたら飛行機の中で・・・。
なんか黒尽くめで帽子かぶってて顔も見えない変なヒトに、
『飛び降りろ』
って言われて・・・。
抵抗したんだけど、結局飛び降りた。てか、落とされた←」
A「・・・は? いやいや、なんでそれで生きてんのさ。つーか嘘下手すぎない?」
音也「嘘じゃないよお! だって落とされたんだもん!」
A「それ以前に飛行機で目覚めたところからおかしいでしょっ!」
藍「その事件が起きる確率は・・・0.2%かな」
音也「ひくゥッ!」
A「ま、まあ。帰ってきたなら寮までとりあえず行こうか」
音也「そうだね」
藍「まって。それは賛成できないよ」
A「え、なんで?」
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チョコロ☆(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張ってください!^ ^ (2015年5月17日 18時) (レス) id: 8b17e93090 (このIDを非表示/違反報告)
アンドゥワ - こ、こ、ここ、更新がんばってくださいぃぃぃぃ!!(≧Д≦) (2013年11月22日 17時) (レス) id: a184cc1cfc (このIDを非表示/違反報告)
紅魔 - この作品大好きです!更新頑張ってください! (2013年8月29日 17時) (レス) id: a191620b40 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - 由利亜さん» 更新とまってすみませんでした!これから頑張ります! (2013年7月22日 21時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 翔ちゃんがイケメン過ぎて///////// (2013年7月22日 20時) (レス) id: 4fe220a505 (このIDを非表示/違反報告)
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