ホントウ ページ18
A「私は・・・」
どう伝えていいか分からなかった。
だって、話してしまえば、先生との約束を破る事になる。
私が言葉に詰まっていると、博士が言った。
博士「無理をすることはないんじゃないかな。僕も、そこまで知りたい訳じゃないしね」
藍「・・・僕は知りたい。分かんないけど。なんとなく」
・・・。
だけど私は、話しちゃいけないんだ。
ごめんね。
なんだか胸が締め付けられるような思いだった。
この感情は、一体なんだろう。
博士「だけどね、藍。急ぎすぎも行けないだろう。とりあえず今日は、彼女を寮まで送ってあげなさい」
藍「・・・うん」
*
藍「もうすぐ着くよ」
A「ですね」
その日は、もうほとんどしゃべらない状態で寮まで来た。
A「では、私はこれで」
私はドアをあけようとした。その瞬間まで、なんだかんだ言って美風藍は私を見守ってくれていた。
A「今日はありがとうございました」
頭を下げようと振り返ったその時。
A「・・・!? ゼン!?」
そこにいたのは、まぎれもなくゼンだった。そのゼンは、やはり先日見たブラックなオーラを放っていた。
藍「・・・何しにきたの」
美風藍は私をかばう用に、ゼンの前に立ちはだかった。
ゼン「さっきはとんだ邪魔が入ったからな。改めて貴様の情報をもらいにきたのさ」
??
さっき?
藍「とりあえず僕は、君には渡さない事にしたから」
ゼン「ふっ。そうか。その選択で良いのか?」
藍「選択? それ以外の選択肢なんか存在しないよ」
ゼン「はっはっは。面白い。良いだろう。明日には世間が週刊誌を見て驚いているだろうな」
そういってゼンは、一枚の写真をぴらぴらと見せびらかすようにふった。
そこには、さっき博士が言っていた「こーど」につながれた美風藍がうつっていた。
『機器と機器をつなぐコードだよ!』
機器?
というかそもそも機器ってなんだ?
ゼン「A、お前も驚いただろう。こいつは「機械」なのさ!」
き、きかい・・・? はて、なんだそれは。
科学のなんか?
私は、驚いていなかった。というより、頭に疑問符を浮かべていた。
藍「・・・驚かないの? 怖がらないの?」
美風藍は私の反応に動揺していた。
A「え、驚くポイントありました?」
その対応に、ゼンは絶句していた。
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チョコロ☆(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張ってください!^ ^ (2015年5月17日 18時) (レス) id: 8b17e93090 (このIDを非表示/違反報告)
アンドゥワ - こ、こ、ここ、更新がんばってくださいぃぃぃぃ!!(≧Д≦) (2013年11月22日 17時) (レス) id: a184cc1cfc (このIDを非表示/違反報告)
紅魔 - この作品大好きです!更新頑張ってください! (2013年8月29日 17時) (レス) id: a191620b40 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - 由利亜さん» 更新とまってすみませんでした!これから頑張ります! (2013年7月22日 21時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 翔ちゃんがイケメン過ぎて///////// (2013年7月22日 20時) (レス) id: 4fe220a505 (このIDを非表示/違反報告)
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