機械仕掛けの物語 ページ2
翔は、僕と佐々木Aがしゃべっているところを、いやそうな目で見ている。
A「あ、そうだそうだ！」
佐々木は笑っている。
何故人は笑うんだろう・・・。
その笑顔をみつめて僕は考えていた。
その日の午後、事件は起きた。
？？「美風藍というのはお前か・・・」
突然聞こえた声に振り返る。
藍「・・・誰？」
そこには全身まっ黒の青年が立っていた。
ゼン「私はゼン。今日はお前に話がある」
青年はゆっくりと話し始めた。
藍「何・・・・？」
ゼン「お前は科学文化の結晶のようなものだ。話がわかると思った」
藍「君は・・・。僕の正体を知ってるの・・・？」
ゼン「ああそうだ。だから取引をしないか」
藍「取引・・・？」
ゼン「私がお前に心を教えてやる」
藍「・・・は？」
ゼン「その代わり、お前には佐々木Aについて情報を収集してもらう」
藍「はぁっ！？そんなことできる訳・・・」
ゼン「お前とていつも監視しているくせに」
藍「それは違・・・！」
ゼン「何が違うか。ま、どちらにしろお前に選択権はない。協力しなければ世間にお前の正体をばらすからな」
藍「なっ・・・・」
ゼン「この機器を渡しておく。連絡用だ。分かったことがあればすぐに連絡するように」
そういうとゼンはすぐに消えていった。
藍「・・・・・」
藍は、右手に握られた連絡用の機器を見つめ、一人立ち尽くした。
翌日。
藍は、昨日のことで何にも集中できなかった。
A「あ、美風先輩おはようございます」
そこへ佐々木がやってきた。
藍「え？あ、ああ・・・。おはよう」
A「なんかぼーっとしてませんか？」
佐々木に言い当てられ、少し気分が下がる。なぜだろう。
頭の中で思考が回る。
僕はこの少女のことを報告しなきゃいけないのーー？
この子が何をしたっていうんだろう。悪い事でもしたのかな。
藍は不思議な感覚に襲われていた。
A「気を付けてくださいね。ぼーっとしてると危ないですよ」
佐々木はほほ笑んでくれた。
藍「君に心配されるほど僕は弱くないよ・・・」
藍は強がっていった。
なぜか彼女には自分の弱さを知られたくなかった。
A「・・・。相変わらずですね」
そういうと佐々木はさらに微笑んだ。
----やっぱりこの子が悪いことをするはずがない。おかしいよ・・・。
そして藍は、なり始めた連絡機器を握りしめ、着信に応答した。
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チョコロ☆(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください！^ ^ (2015年5月17日 18時) (
レス) id: 8b17e93090 (このIDを非表示/違反報告)
アンドゥワ - こ、こ、ここ、更新がんばってくださいぃぃぃぃ！！(≧Д≦) (2013年11月22日 17時) (レス) id: a184cc1cfc (このIDを非表示/違反報告)
紅魔 - この作品大好きです！更新頑張ってください！ (2013年8月29日 17時) (レス) id: a191620b40 (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - 由利亜さん» 更新とまってすみませんでした！これから頑張ります！ (2013年7月22日 21時) (レス) id: 7de09708a4 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 翔ちゃんがイケメン過ぎて///////// (2013年7月22日 20時) (レス) id: 4fe220a505 (このIDを非表示/違反報告)
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