第七部隊ってなんぞや ページ20
「さて、これで俺がお前に教えられることは無くなった。」
中原が短い背中を存分にふんぞりかえって言った
でも俺は
「いや、それ言いたいだけだろ」
と思わずにはいられなかった
「う、うるせぇ！でも俺に攻撃が当たった。それだけで充分だ。これで俺はお前の師匠じゃなくなる」
「やった」
「おい。」
「ボスに報告に行くべき？」
「いや、行くべきだろ。お前の所属とかも決めなきゃなんねぇし。」
「へー」
「興味なさすぎだろ」
ボスに報告に行くことが決まったので中原の異能でぴゅーっと飛んでいった
そして早くもボスに報告が終わったところだ
さっきは興味なさげに返事をしていたが実は自分がどこ所属になるのか楽しみだったりする
だって元羊の王と悪名高い太宰の同期だぞ！？
何か主人公補正見ないなものがされてるはず！
「そうだねぇ。Aくんの所属かぁ。Aくんの所属は」
遊撃隊とか！？
全然ありだなぁ
いやー楽しみだなぁ
「第七部隊だ。」
「え？」
第七部隊？何それ
「さて、ここからは色々と説明をするから中也くんは退室してくれるかい？」
「はい」
隣にいた中原がすたすたと歩いてすぐにとびらからでて行った
扉が最後まで閉まるのを確認してからボスは口を開いた
「第七部隊ははっきり言ってしまうと下級構成員ということになるね」
「え、主人公補正とかあったり…」
「あるわけないじゃないか。それに主人公なら異能の一つや二つは持っていると思うのだけど…おっと話が逸れたね。本当に、人の話は最後まで聞きなさい？」
「はい」
いや、別に遮ってなくないか！？
理不尽極まりない。外道だ外道
「第七部隊。表向きには下級構成員の部隊だが本当はスパイとして敵組織に潜り込む人材が入る部隊だ。まぁ、普通の下級構成員の任務もしてもらうけどね」
「え、俺感情が表情に出るって中原から言われたんですけど」
「でも最近は大丈夫だと中也くんから聞いているよ。第七部隊、入ってくれるかな？」
うわ、目が怖い
断るの絶対に許してくれないやつだ
まぁ、別に嫌じゃないから全然いいんだけど
周りからわからない秘密の部隊ってことだろ！？
「もちろん、入ります」
「じゃあ任務の連絡は後日するからね。」
「はーい」
「返事は伸ばさない。あ、それと第七部隊の正体を知っているのは幹部と一部の人間だけだから絶対に言っちゃダメだよ？」
「はいはい」
「返事は一回」
「はいっ」
「よろしい」
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万年ぼっち(プロフ) - 12番さん» 嬉しすぎます！！受験終わったらじゃんじゃか更新していきますね！ (3月4日 17時) (
レス) id: a04476b398 (このIDを非表示/違反報告)
12番 - 僕このお話大好きです！気長に更新待ってます(*^^*) (1月28日 23時) (レス) id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
万年ぼっち(プロフ) - lokilokiさん» 気に入っていただけてとても嬉しいです！削除の仕方まで丁寧に教えていただき助かります！ (12月29日 13時) (レス) id: a04476b398 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：万年ぼっち | 作成日時：2023年12月25日 21時
