【x-1】それぞれが紡ぐ物語は＿＿＿1冊目【派生作品】

生きていたいよ、生きていたくないよ ページ27

こちらのお話では裏紫紅くん表紫紅くんの二人のみが登場しま

裏『』 表「」

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『なぁ、元気？調子はどうだい』

ボクが知るよしもないボクが問う

「あぁ、もうそういうの辞めたんデスワ」

『うん、なんかもう回復の見込みは無いそうなんだ』

何の？何で？

「何も聞かないでｸﾀﾞｻｲ」

『後悔、値踏み談笑会 介護、悦共有もサレンダーだ』

はい、そうです正真正銘ボクのせいだった

よくある話

「単純明快をモノにしたくて、斯くあるべきという理想を殺して」

『もう散々だって言う勇気もない』

早く、もっと、堕ちて

『生きていたいよ、毎夜喉を塞ぐ透明の概要、肺を蝕む実在も、理不尽も孤独も恨まなくていいそれらすべて意味は無いんだ』








『おい、お前、そっちはどうだい

あぁ、まだそんなことやってんだ

そういや付き合っていた子とはどうなんだ』

そんなことって何？それにボクは誰かとお付き合いしたことなんて無いし…

「何も言わないでくれ」

『将来、妬み敗北感 ワイヤレス、首も吊れないな』

「はい、恐悦、大変見に染みるお話デシタ

満たされたかい？」

『真っ黒く濁って割れた心をアルコールで消毒して眠る

もう暗澹大河の水になって』

もっと、もっともっと堕ちて

『生きていたいよ毎夜喉を掴む空気も未来も、内蔵を語る肉塊も

幸せも宇宙も疑わなくて良い

それらすべて変わらないんだ

ボクらは知らなくて良いんだ』







『生きていたいよ、何でかわからないけど、生きていたいよDNAという聖書

本能も恐怖も恨まなくていい

どうせ何も変わらないんだ』

「生きていたいよ何の希望も無いけど」

『生きていたいよ本能は赤く脈打つの』

生きていたいよ、生きていたくないよ

『本当に残念だけど

ボクらは生きるしかないんだ』

「騙してごめんよ、言えなくてごめんよ

そして本当に悲しいけれど

苦しみだけが絆なんだ」

今も昔も変わらないコト、僕が一人でいられないうちは変えられないこと

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