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「俺様は1000万だ！」
「1500万……ッス」
「ははっ、ラリヴァー組の財産を投入だー！3000万ー！」
言弾が飛び交うたびその額は跳ね上がっていき、オークショニアがそれを興奮した様子でそれを伝える。
強欲、財力、醜態、痴態。全てをぶちまけたパーティーが始まる。
私のシャッターを切る音は、カンカンというハンマーたちの音に、すっかり埋もれてしまっていた。
その時だった。
バチチッという音と共に、あたりが暗闇に支配された。オークションの演出の一環かと思ったが、きっとそれも違う。ヒカルの焦った声が聞こえるからだ。
＿＿＿停電？
会場中が困惑する、真っ暗闇の中。
ショー開幕の銃声が響いた。
♦︎
10秒ほどで停電は回復し、周りがはっきりと見えるようになった。急な明るさに何度か瞬きをし、視界を取り戻す。停電は、偶然のトラブルだろうか。はたまた＿＿＿。
「あははっ！やっぱ退屈しないねー！さっきの銃声、どこから聞こえたんだー！？」
銃声＿＿＿。それが示すのは、"銃が持ち込まれていた"ということだ。でも、それは不可能なはず。船に入る前に、オボロ率いる警官たちによる、入念な手荷物検査が行われていたのだから。
「窓ガラスが壊れてるみたい……？」
レンの呟きが耳に届いた瞬間、私はレンの言った、窓ガラスの方に駆け寄った。確かに窓ガラスは割れていて、床には大量の破片が散らばっている。窓ガラスの壊れた箇所の大きさは、大体人が通れるくらい＿＿＿？
私が1人推理をしていると、とある人物の声が、会場に響いた。
「ま、待って！だ、誰かが倒れてる！」
その声につられ、オボロが指差した方を見ると、その光景に、私は思わず、「キャッ……」と声を上げてしまった。
その光景とは＿＿＿。
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紫鐘(プロフ) - 文字数確認の為、一度非公開で保存しました (2022年9月23日 3時) (
レス) id: 1589028db0 (このIDを非表示/違反報告)
YUI*p(プロフ) - 紫鐘さん» どうぞ〜！楽しみにしてます、頑張ってください！ (2022年9月23日 3時) (レス) id: 804b0d7da1 (このIDを非表示/違反報告)
紫鐘(プロフ) - 更新します (2022年9月23日 3時) (レス) id: 1589028db0 (このIDを非表示/違反報告)
YUI*p(プロフ) - 音朱(おとあ)さん» 読んでいただきありがとうございます〜！音朱さんの文章、楽しみにしてますね！ (2022年7月29日 17時) (レス) id: 804b0d7da1 (このIDを非表示/違反報告)
YUI*p(プロフ) - 凛導碧さん» 読んでいただき、ありがとうございます！拙い文章でしたが、喜んでいただけたなら良かったです…！！ (2022年7月29日 17時) (レス) id: 804b0d7da1 (このIDを非表示/違反報告)
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