【おそ松さん】脱出ゲーム2

伝えなければならない ページ8

ーーおそ松sideーーー


おそ「十……四………松………?」


チョロ「え、十四松？」


トド「じゅ、十四松兄さん？！」


十四「……………？」



十四松が、目の前にいる。



死んだんじゃないのか……？



チョロ「十四松、危ないっ！！！」



十四松に壊れた壁の一部が襲い掛かった。


しかし、壁の破片は十四松を貫き地面に落ちた。



十四「？チョロ松兄さん、どうしたの？」



あ、やっぱ死んでるわ。



トド「兄さん……？


本当に、十四松兄さんなの……？」



十四「？十四松は十四松だよ？」



おそ「まあ、幽霊の十四松だけどな……」



十四「ユーレイ？！


僕オバケになったの？！」



チョロ「うん……まあ。」



おそ「いやさっき死んだだろ。…ほら。」




俺は一松の方を指さした。



すると、十四松は何かを思い出したかのようにアホ毛をピンと立たせた。



十四「あ………そうだ………


僕………酸を飲んで………


一松にーさん………。」




チョロ「十四松………。」



思い出してしまったのか、十四松は顔を暗くさせた。



トド「あ、そう言えば実行者……分かった？」



十四「いや、まだ。」



……こりゃ困った。


いきなりカラ松が実行者だと知ったら……。



まあここは信じてみるか。




おそ「十四松、落ち着いて聞いてくれ。」



十四「………うん。」






おそ「実行者は……カラ松なんだ。」





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