【おそ松さん】脱出ゲーム

秘策 ページ31

ーーおそ松sideーーー


こりゃ困ったな…w


何匹いるんだよ…っ



………さてどうしようか…。



そんなとき、一松がﾆﾀｧと笑みを浮かべた。



一「…動物のことなら、任せてよ。」



そういって、一松は動物をなでるような手の形にした。



一「虎って…猫と効果似てるかわからないけど…

動物をあやすのは…得意だから…。」



皆が何もしゃべらなくなったとき、一松は足を一歩線の向こう側へつきだした。


同時に、虎を囲っていた鉄格子が外れる。



おそ「おい、一松！

なにやって…」



虎のほうに視線をよこすと、虎たちは俺らに向かって一直線に走ってきた。



カラ「うおっ！？」



十四「あああああ…」



おそ「…………っ！」



俺らが戸惑っていると、一松が前に出て手を差し出した。


そして______。



一「よーしよしよし。」



虎の頭を撫で始めた。


虎は気持ち良さそうに大人しくしている。



おそ「え…えぇ…？」



すると、一松はポケットからにぼしと書かれた袋を出した。



一「これ…猫用だけど…口に合うかな…？」



そういって煮干しを虎の前に出すと、見事に食いついた。


全部の虎が集まったところで、



一「さ、今のうちに。」



と声をかけられ、俺達4人は、出口に向かって走り出した。






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