【おそ松さん】脱出ゲーム

首吊り ページ24

ーーチョロ松sideーーー


首吊り台の前に来た。


吊り下げてある紐の輪っかに首をかける。


あとは台を蹴るだけ。


結局、おそ松兄さんに言えなかったなー…




_________大好きだったってこと。




気づいたら、好きになっちゃってたんだ。


まぁ、同性愛とかのとこではないけど、

ただ、兄弟として大好きだった。


一回それっぽいこと言ったけど…

あんなのじゃ、本当の想いは伝わらないよね。


もちろん、他の兄弟も大好き。


けど、おそ松兄さんだけは違うんだ。


みんなを引っ張っていってくれる。


いつも先頭にたって、僕らを守ってくれる。


僕はそんな兄さんが、大好きなんだ。



カラ松に人口呼吸って言われて、

ちょっぴり嬉しかった。


けど、僕は所詮兄弟だし、男。


それに、こんな僕じゃおそ松兄さんは偉大すぎて敵わないよ。


兄さんが僕のことを好きなのかもわからないし。



…けど、今僕に言えることはただ１つ。






__________おそ松兄さん、大好き。








心の準備が整い、深呼吸をする。


直後、僕は登っていた台を勢いよく蹴った。



ガァン！



それと同時に首に激しい衝撃を受ける。


首が紐に引っ掛かって痛い。


苦しい。


苦しい。


苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。


首を吊るのって、こんなに苦しいんだ…と実感する。




チョロ「ｸﾞｱ…ｱ”ｱ”ｱ”………ｶﾞﾊｯ…ｶﾊｯ…ｱ”ｱ”ｱ”ｱ”ｱ”ｱ”」




きっと、今僕はものすごく無惨な姿だろう。



顔は醜く歪み、


奇声をあげ、


息ができなくなり命が削られていく。



こんな姿、おそ松兄さんに見られたら…


嫌われちゃう…な…。



…てか、この紐あまり早死にしない紐でしょ…


なかなか死なないんだけど…


苦しいんだから、いい加減死なせろよ…



食べ物が逆流してきそうだ。


いや、なにもたべてないから胃酸が出てくるのかな…？



うう…視界が…歪…んで…っ




その時だった。



彼が姿を現したのは_____。






NEXT？ーーーーー→


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作者のP子先生です☆

途中、チョロ松が大好き連発しますが、
あれは兄弟としてなのでアレ的な事ではありませんので、ご安心ください♪(しかし作者は腐女子)

これからも、よろしくお願いします！

裏切り者→←決めたことだから

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