【おそ松さん】六つ子と花言葉 (ページ4)

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一松×リナリアページ4

この前路地裏で出会った。
可愛い女の子。名前は確か…Aだっけ？
今日はきてるかな…

A「あ！一松くん！」
一「…よ。」
いたよ…。この潤んだ瞳にツヤのある髪…最高かよ。
一「これ飲む？寒いだろ。」
そう言ってAにココアを差し出した。
A「いいの？」
一「全然いいよ。飲んで。」
A「ありがとう。」

A「ねぇ。一松くん。急な質問なんだけど…一松くんって彼女とかいるの？」
一「ブッッッッフッッ」

本当に急な質問だな…っ。思わずココア吐き出しちゃったんだけど。
一「え…。別にいないけど。」
A「そう…なんだ。」

さりげなくAの顔を見ると、耳の方まで真っ赤に染まっていた。
一(照れてんのか…？)
なんか俺も心臓バクバクすんだけど…
A「ごめん。一松くん。私そろそろ帰らなきゃ…。ありがとうココア。」
一「あぁ。…送ってこうか？」
A「あ、いいよ！そんなに遠くないし。」
一「そう…。また来なよ。」
A「…うん。そうだ。一松くん。このお花あげる」

…？この花って…
A「リナリアって言うおはなだよ。さっきお花屋さんで貰ってきたの。親戚がお店開いてて」
一「ふーん。ありがと…」
A「じゃあ…またね！一松くん！」

確かリナリアの花言葉って…
＿私の恋に気づいてください＿だっけ。

もう…気づいてるよ。とっくに。A…。
俺もお前の事が好きだよ。