カラ松×コチョウラン ページ2
癌になってしまった。
余命はあと一週間だって。
_思い返せばあまりいい人生ではなかったな_
…ん?
ドドドドドドドドッッ
カ「ヘイ!A!!」
A「ちょっとカラ松!!院内走っちゃダメだっていつもいってるでしょっ!」
カ「…すまない。Aが心配で…」
もう。優しいんだから。カラ松は。
A「ゲホッッコホッ」
カ「大丈夫か!?」
A「大丈夫大丈夫。ちょっとむせただけ。」
カ「そうか…」
残り3日
A「残り3日か…」
もう、手足を動かすことができなくなってしまった。口も思うように動かせない。
_ありがとう。カラ松。今まで楽しかったよ_
残り1日
カ「A!A!しっかりしろ!」
A「カ…ラ…松」
カラ松は私の手を握ってこう言った。
カ「俺と付き合ってくれ。」
A「……!!!!」
どうして今更…。残り1日しかないんだよ…!?
A「え…??なん…で」
カ「ずっと言い出せなかった。返事が不安で…」
何よそれ。返事が不安で?もう…残り1日しかないのに…!!!
A「バカなの…?こんな…残り1日しか」
カ「1日だろうが何日だろうが!俺は…」
カ「お前の事が大好きだ!!!」
ッッ_!! バカだ。本当に…(グスっ
カラ松と私の唇が重なった。
そして私は泣きながらこう言った。
A「いいよ。喜んで…!」
最後の日
カ(Aは空の彼方へ旅立った。そしてAの机にコチョウランを飾った。)
_貴方を愛しています_
_この想い届きますように_
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作者名:タピオカ | 作成日時:2020年1月4日 21時