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2話 ページ3

主人公side

それからははやかった


離婚届を出し、父と母は家族じゃなくなった

私はお母さんの方に引き取られた

お母さんはそれから家に帰ることが少なくなった

男と遊び呆けて夜の街を歩いている

たまに家に帰ることがあっても

母「たっ、だいま〜」

主「あっ、おかえり......」

男「どうもっス」

男を連れてだった

母と見知らぬ男はその晩甘い夜を過ごした

私は最悪だったけど



そしてある日

母「A、話があるの

貴方、明日から中学通わなくていいわ」

主「へ?」

母に聞かされた言葉

いきなり言われたから何が何だか分からなかった

母「もう書類は出したから」

こと既に遅し

主「ちょ、ちょっと待ってよ!

え?私、高校に行って大学に行って獣医さんになるのが夢だったんだよ!?

それなのに中学を中退って、獣医さん、なれる訳ないじゃん!」

そう、私の夢は獣医さんになることだった

昔ふと見た獣医さんが動物達を救う場面に密着した番組を見て

私もかこんなふうになれたら

と思った

でも母は

母「ならなかったらいいのよ」

と冷たい言葉を放った
それでも諦めきれない

諦めたくない

だから私は初めて親に反抗しようとした

主「でもっ......!」

母「うるさいのよ!!私に逆らうの!?あなたは黙って私の言ったことに従えばいいのよ!!

今まで誰があなたのお世話をしてあげたと思ってるの!!私よ!

恩を仇で返すような真似して!!

あんたみたいな子産むんじゃなかった!!

貴方は15歳になったらここで働くのよ!!いいわね!」

早口で言われた

こんな怖いお母さん見たことない

その恐怖に耐えられず

主「.........はい」

と頷いてしまった

お母さんはここで働くのよと言った

その時にチラシのようなものを出してきた

そこには

ブラック工場と書かれていた

真っ白な紙にその文字だけ

......いや、小さくなにかが書いてあった


主(未成年でも参加OK.....犯罪だ)


春になった

班長「今日からここで働くことになったAだ以上」

主「......よろしく」

皆「うぃーー」

この工場には男の人しかいない

不安だ


給料日になった

通帳に入るシステムでブラック工場だから通帳を見てみた

主「......あれ?」

給料が半分以下だ

いや、でも前にちゃんと給料分入ってる

そこからまた半分以上減ってる

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黒狐(プロフ) - 杏由利さん» いえいえ!とても面白いですよ!更新の量や期間は人それぞれなので無理のないペースで頑張ってください!応援してます!! (2018年4月3日 13時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
杏由利 - いえいえ ご指摘ありがとございます 最近配信できてなくてすみません (2018年4月3日 13時) (レス) id: 7883a4d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 『マフィアの組長』よりは『マフィアのボス(ドン)』とかそっちの表記の方がいいですよ。組長だったら、マフィアと言うよりは極道とかそっちなので。偉そうですみません(土下座← (2018年3月29日 2時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏由利 | 作成日時:2018年2月5日 20時

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