アホなのは 6 ページ7
もぐもぐもぐ
出してあったお菓子に手を伸ばし口に入れる
の作業を繰り返している
この新作のお菓子美味しい……
もぐもぐもぐもぐ…
「やー、やっぱりAちゃんは可愛いねっ!」
「それなー!」
「もっとお菓子あげたくなるぅー」
みんながそんな会話してるとは知らずに
『で、急に連れてきてどーしたんですか?』
もうすぐで1時限目が始まるが、さぼっちゃおーということでサボって話を始めた
「うん、Aちゃんには聞かなきゃいけないことが2つあってね」
真剣にこちらを向く
ごくっ
自分の喉がなったのがわかった。
これってあれ!?
まさかのリンチ?
まさか、お菓子で私を釣ったのか…?
いや、秋さんでそれはないか。←
「1つ目は、Aちゃんが泣いていたこと」
『………………へ?』
「なにがあったか、説明して?」
にこりと笑いながら、でも心配してくれていることはなんとなく分かる
どことなく、妹を見るような目。
『えっと……ごめんなさいいいいい!!』
とりあえず土下座ですよね!はい!
鳴のせいとか!鳴を好きになったとか!?
絶対いえないしぃ!?
パニックだよおおおお!
「どーせ、鳴くんのこと好きになった。とかでしょ?」
『…………え?』
なんで、わかって…
「わかるよ、多分Aちゃんが気付く前からわかってたもん」
「でもね!Aちゃんならいいんだ!みんなが認めてるし!」
みんなが好き勝手いっていく
私なら…いいの?
秋さんがにこりと笑った
優しく、なだめるように
「Aちゃんだから、じゃないの
鳴くんと付き合うならAちゃんがいいって思ってるの。」
『秋さん…うっ、ひっくぅ……』
「Aちゃん!?泣かないでええ!」
優しくて、安心して
息と一緒に涙が出てきて
気がついたときにはもう遅くて
涙は頬を伝っていた。
『あり、ありがっ、ありがとぉ』
みんなはふわりと笑って頭を撫でてくれた
本当に優しい人だと思った
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結(プロフ) - 宙蘭さん» ありがとうございますぅぅ!!最初から読んでくれてる人がいるとは!更新頑張ります...! (2017年3月30日 9時) (レス) id: 75fa5ae568 (このIDを非表示/違反報告)
宙蘭(プロフ) - 最初から読みました!すっごい面白い…!続き、楽しみにしてます!更新頑張って下さい!もっと伸びろぉぉ~~! (2017年3月29日 23時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結 | 作成日時:2016年7月3日 20時