【ダイヤのA】アホなのは。

アホなのは 5 ページ6

「おっはよー！A！」

『おはよー！』

「あああ！女神〜、課題みせて！」

『またぁ！？英語？数学？』

「数学！英語はやってきた！」

「『すごい…進歩してる！』」

「酷くね！？」



久しぶりにのびのびと会話出来たかも、なんて頭の隅で考える


あぁ……この人達の登場も久しぶり(1話参照)




上靴に履き替えて教室へと歩く

その間、あーだこーだと友達と喋る





あっ、なんかありそうな予感がする！





「A、あの人……」






友達が指すのは私達の教室の前にいる
生徒会長の響野 秋さん

女子の間では、鳴ファンクラブ会長の秋さんで、通ってる





『秋さん、どうしましたか？？』


さぁ、みなさん考えて！



鳴ファンクラブ会長の秋さんにあった！

鳴の幼馴染みで野球部のマネージャーもやってる私はどうなるか_______ｯ！









「あっ、Aちゃん！待ってたんだよ〜」


と、いいながら頬をすりすりしてくる秋さん









鳴ファンクラブ会長に


めっちゃ、懐かれてます。






『秋さーんどうしましたー？』


再度聞くと思い出したかのように顔を上げた



「みんな待ってるんだった！屋上いこ、Aちゃん！」




『え、あ、ごめん鞄おいといて！』


友達に鞄を投げると、あらまナイスキャッチ


そのまま連行


『みんなって、誰ですか！？』


早歩きで私より前を歩く秋さんに聞いた


走らないのはいい心掛けだね！


「ファンクラブのみーんな！」









さぁさぁ、みなさん考えて！


ファンクラブのみなさんにあったら

鳴の幼馴染みで野球部のマネージャーもやってる私はどうなるか_______ｯ！


(２度目)









「Aちゃんと会長、やっと来たぁ〜」

「遅いですよー！お菓子なくなりますよー」


「ぽりぽりぽり…」

「あっ、食べすぎー！」


なんて、呑気にお菓子を広げてるファンクラブ幹部のみなさん…









こちらも




懐かれて

仲良くなっちゃいました

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