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バカなのは 27 ページ29

「と、東条くんが……!」



「おおお!?東条は渡さんぞー!!」


『いや、とらないよ!?』







「なぁ」


『ひゃっ!?』


ひやりとした物が自分の頬に当たって変な声をだしちゃった……




「ははっw反応おもしれぇ!」


『び、びっくりしたー!御幸くんかぁ!』



つか、人の反応を面白がるな。


「ほい」


渡されたのは冷たいペットボトル


『ありがと……』





鳴の好きなジュース……



ぷしゅっと音をたてて開けた





「ちょっと、話さねぇ?」


『私は別にいいよ?』




近くにあったベンチに腰掛けると先に話し出したのは御幸くんだった





「鳴、元気?」


『鳴??』



_____________俺ね、桜ちゃんのこと好きなんだ。







……ッ







心臓をぎゅっと掴まれたような気分だった

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作者名: | 作成日時:2016年5月5日 20時

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