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「おはよー！！」
いつもより元気良く、幸せな気分で健人くんと一緒に出勤したMinette。朝起きて、寝起き姿の健人くんが可愛くてキュン。私が作った朝食を美味しいっめ食べる姿にキュン。思い出したらとにかくキリがないけれど、１日目にしてもう大変なことになっています。
お店へ入ると、珍しく先に着いていた風磨が「声でけえんだよ朝から」と不機嫌そうにカウンター越しにいのちゃんと座っていた。
夏休み期間は、基本的に午前中から夜までのシフト。いつもより長くて少し大変だけど、健人くんと一緒なら苦じゃないし頑張れちゃう。
健「おはよー」
伊「あれ？２人仲良く出勤ですか〜」
「…！」
確かに、よく考えてみればそのまま２人でお店に出勤なんておかしい！さすがに健人くんのお家に１週間居るなんてバレたらまずいし、時間ズラして出勤するべきだった…！
「たまたま駅であったの！ね！健人くん！」
健「えー？あー、まあ、うん」
風「…A、お前それ昨日と洋服一緒じゃん」
「えっ！」
忘れていた。健人くんに昨夜洗濯して乾燥してもらったから綺麗だけど、これ、風磨の家に置いてあった洋服だった。
健「いいじゃん、隠さなくても」
「でもっ、健人くんに迷惑がかかっちゃうじゃないですか！」
健「なんで？別に迷惑なことなんてないでしょ。あと、また敬語に戻ってるよ？」
「うっ、ごめんなさ…ごめん、ね？」
伊「あっ！なんなのその２人のカンジ！気になっちゃうよ！」
健「いや、Aちゃんが昨日から１週間俺の家に泊まるってだけだよ」
風「はぁ？」
伊「ええ〜！何それ健人ったら卑猥！」
「ちょっといのちゃん意味わかんないこと言わないでください！」
風「……お前まさか鍵忘れた、とか？確かハワイ行ってんだろ今」
「その通りでございます…」
風「お前さぁ…本当にバカなの？」
「だって…」
健「まあ良いじゃん。そのおかげでAちゃんが俺の家にお泊りできるわけだし？あ、別に鍵が無くたってお泊り来ても良いんだけどね」
なんだか、花火大会の一件から健人くんがすごく積極的なような気がする。
風「よかったな、お前みたいなバカ泊まらしてくれる男が居て〜」
そう言い残してキッチンのほうへ行ってしまう風磨。さっきからバカバカ言い過ぎだし(いつもだけど)、朝だからって機嫌悪すぎない？
伊「なーんか、波乱の予感だねえ」
何故だか楽しそうにそんな事を言ういのちゃんの言葉の意味が私にはちっともわからなかった。
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みゆ(プロフ) - ぷぅ∞さん» ぷぅさん初めまして！嬉しいお言葉ほんとにありがとうございます！これからも切なく甘くを目指して完結頑張るので応援おねがい致します！ (2019年5月3日 19時) (
レス) id: c270fe5c87 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ∞(プロフ) - 初めまして。いつも更新を楽しみにしています。風磨くんの切ない恋にきゅんきゅんしています。更新頑張ってください！ (2019年4月30日 18時) (レス) id: 0b53292451 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆ | 作成日時：2019年4月9日 22時
