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めずらしい ページ9

Aside





総悟とトシが暴れて、食堂は荒れちゃったし近藤さんは泣いちゃったしで、いつもより2人に怒鳴ってしまった






トシはまだしも、総悟には言い過ぎたかなあー







イライラしながら、「見回りしてくる」なんて言って託所を出て行ってしまった









総悟が帰るまで、総悟が溜めた書類片付けておかなきゃ









はやく帰ってこないかな、なんて考えながら100枚以上ある書類を8時からやりはじめて、気づけば12時になっていた









あと5枚書いたら、ご飯食べに歌舞伎町にでも行こうかと思い書いていると、


託所の門が開く音と共に総悟の「たでーま帰りやしたァ」という声が聞こえた









ほんとは、「おかえり」なんて声をかけたかったけれどきっとまだ拗ねてるだろうからあえて行かず、書類の続きをやっていると、襖の外から視線を感じた









気にせず書類を片付けていると、案の定総悟で隣に座ってきた









A 「おかえり、長かったね笑」









沖田 「おう」









いつも通り話しかけると、いつも通りそっけない返事が返ってきた




まだ拗ねてるのかな









変な心配をしながら、残り2枚となった書類を片付けているといきなり総悟が話し始めた









沖田 「これ、俺の書類だろィ?なんでAはいっつも、俺の分までやってくれるんでィ。ほっといていーのに」









A 「んー?笑 総長だからっていうのもあるけどー、総悟が仕事しないのは昔からだし笑 総悟の始末は、私しかやる人いないでしょ笑」









あたりまえのことをあたりまえのように答えると、総悟は一瞬驚いた顔をしたけれどいつもの目に戻って、筆を持ち「一枚やる」とらしくないことを言った









A 「え?笑 なになに? なんか誰かに言われたの?笑」









そう聞くと、「そんなところでィ」と答えながら筆を動かしていた









A 「そっか笑 ありがとーね」









沖田 「別に大したことないでさァ。俺の仕事だったし。あ、さっき見回りの時旦那に会って、Aによろしく伝えてくれって言われやした」









なるほどね笑 銀ちゃんに言われたのか笑




あとで銀ちゃんにお礼言っとこー笑









A 「わざわざありがとー!じゃあー終わったし、息抜きしに外行ってくるね!総悟は、稽古とかしときなさいよ!」









沖田 「ういー」









総悟のやる気のない返事を聞き、自分の部屋を後にした

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しまじまそうまり(プロフ) - ほわいとさん» ありがとうございます!!ずっと開けずにいました泣 今日やっと開けたので、今日からまた少しずつ頑張っていこうと思いますので、応援の方よろしくお願いします。 (2018年8月7日 3時) (レス) id: 52ec526ff9 (このIDを非表示/違反報告)
ほわいと - 続き楽しみにしています!頑張って下さい!(*^-^*) (2018年5月4日 22時) (レス) id: 521e79a03d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しまじまそうまり | 作成日時:2017年7月29日 1時

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