真選組の女隊士は最強！？

さぼり ページ8

沖田side





沖田 「ちっ。クソマヨラーが。なんで俺まで怒鳴られなきゃならねーんでィ」









クソマヨラー土方のせいで、Aに怒鳴られてやる気でねーけど歌舞伎町の見回りという名のさぼりをしている






朝からあいつと2人でAに怒鳴られて、ほんとついてないでさァ









さっきの出来事を忘れようと、団子屋に行くと万事屋の旦那に会った








銀時 「よォ、総一郎くん。さぼりか」









沖田 「総悟でさァ。旦那、これはさぼりじゃなくて、団子屋の団子がまずくなってないかの重要な取り締まりですぜィ」









銀時 「それ、さぼりだよね。見回りっていう名のさぼりだよね。Aに見つかったら怒られちゃうんじゃねーの？」









沖田 「大丈夫でさァ、Aは託所で書類の整理してやした」









銀時 「それ、総一郎くんの分ぜったいやってるよ。ちゃんと仕事しなきゃいい大人になれねーぞー？」









総悟 「総悟です。旦那には言われたくないですぜィ」








旦那と世間話をしながら、団子を食べてもちろん土方につけをまわしておいた









銀時 「じゃ、総一郎くんちゃんと仕事しとけよ〜Aによろしくな〜」









なんて言いながら手を振り歩き出す旦那の背中を見送って、俺も託所に向かって歩き出した





団子を食べて落ち着いたのか、さっきまでのイライラはなくなっていて、なぜか頭の中はAのことでぐるぐる回ってた









あいつ、毎朝はやく起きて飯作って、稽古して、ばかみてーに真面目に仕事して



俺とは正反対で









いつか倒れんじゃねーかっていつもみんなで心配してた









それでも毎日毎日、同じことの繰り返しでほんとにあいつは強いやつだと思う





俺にはできねーな









変な事を考えていたら、10分もしないうちに託所の真ん前まできていた

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