名前 ページ42
Aside
最後に聞こえたのは奴らの叫び声と、、隊士たちの駆け寄る足音だった
ギリッギリで急所に当たらずに済んだ。
てゆーか、なんであいつらだけじゃないの!?上にいたなんて聞いてないんですけど!?笑
あーー疲れた。。少しだけ、、、少しだけ眠らせて。そうすれば大丈夫だから。。。
ギリッギリで天人の奴ら全員を殺して、周りを見渡せば血の海
久しぶりにあんな走り回ったから脚も疲れて立てなくて笑
身体は、私の血か奴らの血か分かんないくらい血だらけだし、私は夜兎だから寝れば多少は治る。
だから少し横になっていたら、、
案の定、近藤さんの叫び声と周りのすすり泣く声、それに、、トシと総悟の声がした。
私、死んでないし笑、
トシと総悟、、無事でよかった。。
近藤さんがいきなり抱き上げてきたし、それよりも弟子の子が私の手をぎゅーっと力強く握るもんだから目覚ますしかなくて笑
目を開ければ、泣いてる新人隊士たち、ほっとした表情の近藤さん、なぜか目を合わしてくれないトシと総悟、周りであたふたする他の隊士たち。
みんな無事だった、、よかったー。
A 「何泣いてんの笑」
私がそう言うと、"だってっ、、総長が、っ"とさらに泣き始める3人組
意味わかんないしー笑
血まみれの汚い手で撫でるのは申し訳なかったけど、3人の頭をぐしゃっと撫でて、
A 「名前、、名前なんてゆーの、笑 まだ、、聞いてなかった」
と聞いた
3人は目をパチクリさせていたけど笑、すぐに涙を拭いて、
弟子1、、輝 「こうです」
弟子3、、空 「そらです」
弟子2、、優 「、、ゆうです」
自分の名前を口にした
A 「輝、空、優、、いい名前じゃん笑っ、みんな無事でよかった、、」
にひひっと笑えば、私の手を3人でぎゅーっと握って"はいっ"と力強く返事をした
それから、近藤さんに無駄に笑心配されながら、多分トシが手配したであろう車に乗り乇所に戻って、手当てをしてもらった
夜兎だから何とか血も足りて、3日も安静にしてれば大丈夫みたい笑
救護隊の人達も驚いていた
まあ、、このまま素直に安静にするわけないけどね?
私は1人になった途端、バレないように廊下に出て座ってぼーっとしていると、、
誰かの足音がして振り返ると、、トシだった。
久しぶりに見たトシの顔はなぜだか悲しそうだった。
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しまじまそうまり(プロフ) - ほわいとさん» ありがとうございます!!ずっと開けずにいました泣 今日やっと開けたので、今日からまた少しずつ頑張っていこうと思いますので、応援の方よろしくお願いします。 (2018年8月7日 3時) (レス) id: 52ec526ff9 (このIDを非表示/違反報告)
ほわいと - 続き楽しみにしています!頑張って下さい!(*^-^*) (2018年5月4日 22時) (レス) id: 521e79a03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しまじまそうまり | 作成日時:2017年7月29日 1時