真選組の女隊士は最強！？

ぜったい守る ページ39

Aside



嫌だ。




A 「はぁはぁ」




嫌だ。。





土方 「A！！待て！！！状況を確認してからじゃねェと中には入れねェよ！！」







A 「確認なんかしてる暇ない！！！はやく行かなくちゃ。。はやくしないとみんな死んじゃうよ！！」





守る。ってそう決めたのに。。


はやく。。はやく助けなくちゃ。








近藤 「A！！落ち着け！！」







近藤さんやトシが何か後ろから叫んでいる。


けど、、そんなの頭に入らないくらい今私は焦ってる。。



はやくしなくちゃ。。みんな、、死ぬ。








A 「みんな！！！、、なっ、、なにこれ、、」







新人の子達が逃げ込んだ部屋の扉を開ければ、みんなは奥で捕まっていて


私の目の前には、100発〜500発ほど撃てる地球上ではこいつらしか持っていないという"ガトリング砲"という武器の銃口が向けられていた







土方 「A！お前すぐ走り出すな、、って、、」






やばい。今ここでトシ達が来たら確実にみんな死ぬ。全部叩き斬れる自信がない。。。

それに、、こいつらはもう撃ってくる！！！







A 「かがめえええええ！！！」







パァァァン！パァァァン！ドゥルルル！！




私の予想は外れる事なく、奴らはガトリング砲をトシ達の方へ放った


が、、ギリギリでトシを押し倒して近藤さんや総悟も私の声を聞いてかがんだためみんな当たる事なく済んだ



けどこの状況は変わらないよねぇ、、




ブシュッ、、ブシュッ、、







土方 「おい！！！A離れろ！！お前当たってんだろーが！！」







トシを全身で守るように上に覆いかぶさっているため、私の背中や肩、脇腹を銃弾がかする音が響いていた






A 「分かってるっ、、！あと5秒！！！」







今300発といったところだろうか


あと5秒で350発はいくだろう。。150発くらいなら、、、斬れるはず！！！




全てを叩き斬って、天人たちを捕獲する


5分で終わらせてやる。







5..4..3..2..1！！！






土方 「お前、、何する気だ！！？」









A 「はあああああ！！！」









近藤 「Aィィィ！！！」







トシの問いかけに答えることもなく、近藤さんの呼ぶ声も聞こえないくらい叫び散らしながら銃弾の嵐の中へ走った



みんなは！！！家族は私が守るんだから！！！

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