真選組の女隊士は最強！？

今も昔も ページ14

Aside





トシと帰ってくると、総悟が寝てるのが見えて嫌な顔するトシを引っ張って総悟の隣に座った







よく見ると、どんどん大人になった総悟がいて今まで総悟には”隊長”っていう言葉をおしつけて何度も怒ってしまったことがある



総悟には辛い事なのかもしれない







頭を撫でながら、そんな事を考えていると総悟はむくっと起き上がって隣に座った









何かをする事もなく、昔のように並んで座っているとまたトシと総悟は言い合いをはじめた









いつもいつも私を挟んで喧嘩して、、、


変わらないなあー笑









A 「もーうるさいなー」









そう言うと、怒られると思ったのか急に2人は黙ってこちらを見つめてきた









A 「ふっ笑 変わらないね2人とも笑」









私が笑うと、2人とも「はあ〜」と一息ついて「お前もな/でさァ」と息ぴったしに同じセリフをつぶやいた









A 「お、息ぴったし！！」









土方 「今日はほんとついてねェ」









沖田 「こっちの台詞でさァ。最悪でィ」









夕日が沈んでいく空を眺めて、2人が喧嘩する様子を笑って見てる




この時間、嫌いじゃないかも笑









2人の様子を笑って見てたら、後ろから「A〜」と近藤さんが呼ぶ声が聞こえた









A 「呼ばれてるから行ってくる！笑 仲良くすんだよ！またあとでね」








2人にそう言って、少し離れた場所にいた近藤さんの元へ走った









近藤 「ごめんな。3人で話してたみたいだったけど呼び出しちまって。でも懐かしいな〜お前らが並んでると」









A 「ぜんぜん大丈夫です！でしょー？私も思い出しながら話してたの！！」









近藤 「そうかそうかー、Aはほんと昔から変わらないな笑 ごめんな。総長なんて大変な仕事任しちまって」









A「だからーその話はもういいんだってばー！今のこの真選組が私にとっては、幸せなの！毎日楽しいもん」









そう伝えると、「そうか。ありがとうな」なんて言って優しくて大きな手で頭を撫でてきた





昔から、お父さんみたいな存在でこの優しくて不器用であったかくて大きな手が大好きだった








「えへへ笑」と笑うと、近藤さんはいつものように優しく笑い返してくれた

今日くらい→←懐かしい

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