朔間家のお茶会 ページ37
『零兄、凛月兄いつもの場所でお茶会しよ』
零 「さっき買ってきたお菓子かや？」
凛月 「いいねお茶会しよまーくんも参加ね」
真緒 「いいのか？」
『いいよお茶会は人が多い方がいいもん』
真緒 「それじゃあお言葉に甘えて」
零 「何をすればいいんじゃ？」
『零兄はお菓子を取ってきて凛月兄はお茶を用意してまーくんは一緒に飾り付け』
凛月 「張り切ってるねA」
零 「1番お茶会が好きなのはAじゃからのう」
凛月 「兄者には聞いてない」
真緒 「飾りつけかよしやるか」
『うん♪』
真緒 「この飾りはどこに飾る？」
『それはねテーブルクロスの上に置いて』
真緒 「わかった」
『まーくんこの飾りこの上なんだけど届かないから代わりに飾って』
真緒 「いいぞこんなもんか？」
『ありがとう♪』
零 「お菓子持ってきたぞい」
『テーブルに置いてだいじょうぶだよ零兄』
凛月 「こっちもいいよ〜」
『それじゃあお茶会を始めよう♪』
真緒 「こんな簡単にできるものなんだな」
『本格的なものはしたことないからわかんないけどみんなでやるにはこれぐらいがいいかなって思って』
零 「毎日図書室に行って勉強しておったからのう偉いぞい」
『えへへ〜♪いろんなお茶会があってびっくりしたいつかやってみたいな』
凛月 「えっちゃんに頼んだらできそうだけどね」
『自分でやってみたいのでも体験ぐらいはしておきたいかな』
真緒 「勉強熱心だなAは学院でも頑張ってるんだろ？」
『うんこの前は久しぶりに歌ったよ』
真緒 「だいじょうぶだったか？」
『少し…………不思議な感じがした』
零 「無理をするでないぞ」
凛月 「無理しそうになったら俺に言って守ってあげるから」
『そういう…………不思議な感じじゃなくて負けて悔しいなって思った』
零 「少しずつ変わってきているんじゃろうな」
『歌っても全然怖くなかったむしろもっと歌いたいって思った』
凛月 「それじゃあ俺たちでライブしちゃおうよ」
『それじゃあ私たち4人で歌いたい』
零 「それじゃあAの誕生日にライブしようぞ」
『いいの？最高のプレゼントだよ♪』
真緒 「俺もライブとは別でプレゼント用意しておかないとな」
零 「我輩たちも用意せねばな」
『それってもう少しで誕生日だから？みんなにお祝いしてもらえるだけでもういいよ？』
零 「最高の誕生日に我輩たちが用意しようぞ」
『零兄、凛月兄、ま〜くんありがとう♪』
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作者名：りょう | 作成日時：2020年9月9日 21時
