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七話 戻るのは幸せなのか ページ10

〜リルムside〜
ヨシュア「リルムさん!」


リルム「なに?」


私はヨシュアくんに呼ばれて振り向いた。


ヨシュアくんはとても慌てていた。


リルム「……ミレイユちゃんのこと?あの子は正直放っておいていいよ」


ヨシュア「違います!アイラさんが見つかりました!」


リルム「…嘘つけ」


アイラちゃんはあの時、ビルから落ちて捜査官に一人で挑み死んだはず!


証拠に血の跡があって途中で途切れていた!


信じたいけど、ありえるはずがない!


ヨシュア「そういうと思いましてミレイユと一緒に捜査官から資料を奪ってきたんです!」


その資料にはテニスキャットと書かれてあり、アイラちゃんの写真が貼っていた。


日付も最近のものだった。


リルム「ありえない……そんな……アイラちゃんが生きてるの?」


ヨシュア「はい!今はコクリアに閉じ込められ、笛口の姉として捜査を進められています」


私が泣きそうになりながらもヨシュアくんははっきりと答える。


リルム「……救わないと」


私は覚悟を決めた。


リルム「……行くよ!アイラちゃんを助けに!もうあんな後悔をしないために!ルイくん抜きで!」


私はアイラちゃんが生きていた嬉しさに涙を流しながらアイラちゃんを助けにコクリアに行く為の作戦会議をすることになった。

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作者名:エメリア x他1人 | 作成日時:2018年7月11日 11時

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