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幼少時代 第十三話 予想外 ページ16

ポートマフィアside


中也「急いで探せ!!」

ガタン
バタバタ!

「そっちに居ないのか!」

「もしかしたらあそこかもしれないわ!」

「いそげ!!早く!」


ポートマフィア内部では幹部や構成員問わず、
全員の人間が動かされていた。


ポートマフィア本部を探すもの、外へ出て探す者。
それは、ある者の消息がつかなくなったから。


──────────

森「まだ、見つからないのか!」

ダンッ

モブ1「も、申し訳ありません。Aはどこにも見当たらず!」

尾崎「こっちにもおらぬ!」

中也「クソッどこ行きやがったんだ!!」


ポートマフィア内部は混乱に陥っていた。

ポートマフィアの構成員、そして陰でポートマフィアの幹部首領に愛されていた太宰の妹


A


森「引き続き探すんだ!手がかりが掴めたら直ぐに報告するんだ!」

「りょ、了解致しました!!」


三人の圧から逃げるように、構成員は転がるように部屋を退室する。


中也「首領!これはどういう事ですか!?」

尾崎「太宰が居なくなるならまだしも…Aがいなくなるとは何事じゃ!」

森「私も予想外だったのだよ!太宰くんが居なくなるのは予想通りだった。けれど、Aまで居なくなるのは計算外だ!!」


珍しく森は頭を抱え、畝りながら策を探す。

中也と尾崎は躰を休めること無く、必死で捜索をしている。


中也「何で彼奴は消えちまったンだ!太宰なんかいなくてもいいだろ!」

尾崎「太宰がAを連れていったのではないのか?太宰は何を考えておるのかわからぬ奴じゃ。」


森「その可能性もないことも無い。けれど、確率が低いのだよ。」


なら、

その場に居合わせた三人はハッとする。


三人「A本人の意思でポートマフィアから出て言った/のか/というのか?」









捜索は一年続けられた。
けれど結局Aは見つからなかった。

ポートマフィアは大きな損害を落とした。

第二章 一話 残酷な→←【作者から】



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水無月(プロフ) - 白雪さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - レイさん» わっ!ありがとうございます……!めちゃくちゃ嬉しい! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - すごく面白いです!更新待ってます! (2019年7月5日 21時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 続きが凄く気になります!体調に気をつけて、作者さんのペースで更新頑張ってください! (2019年7月5日 7時) (レス) id: ff621c54c8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - "(ノ*>∀<)ノありがとうごさまいます!すっごく嬉しいです!続き待っててくださーい! (2019年6月27日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月 | 作成日時:2019年5月31日 21時

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