検索窓
今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:186,393 hit

第二章 一話 残酷な ページ17

1「ヒッ来るなくるなぁァァ!!」


ヒュンッ
ザシュ ザシュ

1「ぎゃぁぁぁぁあああ!!!」

バタ

2「此奴銃もきかねぇよ!!!」

ヒュルヒュルヒュル

2「な、何だ!巻き付いて……ぐ、ぐびが」

2「ガっ、グ、ガカ」

バタ


「………」


ポタ ポタ




─────────


「ニュースをお知らせします。

昨夜、海岸付近の建物で男性二人が倒れているところを発見しました。男性二人は血だらけで生きているのが不思議な状態だそうです。なお……………」


敦「うわぁ……こわいなぁ」


ここは武装探偵社

丁度ニュースを見ていた社員の中島敦は顔を青ざめさせながら呟いた。


国「全く残酷なやり方だな。」

後ろでは国木田が眼鏡をクイッと上げて言った
テレビに映った男達は手足が無かったり、目が虚ろであったり…………

幾ら゙そんな゙ものに慣れている探偵社でも死んでいる様な人間を見るのは数少ない。



敦「でもこれって異能ですよね?流石に普通の人間じゃ、ここまで出来ないと思いますし…」


乱歩「そうだね。明らかに異能だよ。
刃物や銃でここまでやれない。」


乱歩が駄菓子を口に運びながら、興味無さそうに外を見た。


乱歩「君もそう思うでしょ、太宰」

と、突然太宰に振る。

太宰はテレビを見つめたまま動かない。

目を見開いて、ありえないと言っているような表情をしていた。


敦「太宰さん?どうしたんですか」

太宰「…!否、何でもないよ」

ハッとして敦ににっこり笑ってみせる。

太宰「ここ迄やる人間、ポートマフィアより変な奴なんだなと思っただけさ。」


そう言って立ち上がり、外套を着始める。


国木田「おい!太宰!何処に行く気だ!!
今日こそは仕事を…」

太宰「仕事に行ってくるのだよ国木田くん。」


皆「「は?」」

太宰「じゃあ行ってくるね。」


パタン





皆「え?」




皆「ええええええええええええええええええええええええええええええ!!」








────────



太宰「まさか、ね」

第二話 キメタ→←幼少時代 第十三話 予想外



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (328 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
955人がお気に入り
設定タグ:文スト , オリキャラ , 太宰治
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

水無月(プロフ) - 白雪さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - レイさん» わっ!ありがとうございます……!めちゃくちゃ嬉しい! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - すごく面白いです!更新待ってます! (2019年7月5日 21時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 続きが凄く気になります!体調に気をつけて、作者さんのペースで更新頑張ってください! (2019年7月5日 7時) (レス) id: ff621c54c8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - "(ノ*>∀<)ノありがとうごさまいます!すっごく嬉しいです!続き待っててくださーい! (2019年6月27日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水無月 | 作成日時:2019年5月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。