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15日 ページ12

ガチ会話












「重雲、今日はどこに行こうか」

「そうだな…。今は妖魔の目撃情報もないし」

「璃月港でぶらぶらするかー」

「そうだな」

今日は15日、珍しく星のことを昼から見ることの出来る貴重な日である。

ちなみに2人とも純陽の体のため重雲が傘をさしている。

道幅をとると他の人の邪魔になるから、とひとつの傘を2人で分け合っているが。

星は傘をささずに持って歩いている。

「とりあえず万民堂かな」

「結局いつも万民堂から出ずに終わっちゃうけどな」

「外が暑いんだよ」

「早く冬になんないかな」

「今度は国境の雪山に行くなんてどう?」

「少し遠すぎないか…?」

「寒いけどここよりかはマシだろ」

万民堂へ入っていくとお昼時で店内は賑わっていた。

「2人ともいらっしゃい!好きな席に座って!」

「「はーい」」

そのままいつも使う奥の方の2人席につく。

長居することを考えて毎度奥の席を選んでいた。

「今日はなに食べる?」

「翠玉福袋とかは?」

「それは絶雲の唐辛子が入ってるだろ…」

「あ、知ってた?」

「…星が食べるなら頼めばいいじゃないか」

「ごめんって。エビのポテト包み揚げはどう?」

「じゃあ龍髭麺と」

「僕揚げ魚の甘酢あんかけ食べたーい」

「の3つでいっか」

「香菱ー!」

たまたま料理を運び終わり、近くを通った香菱を呼び止める。

「はいはーい!ちょっと待ってねー!」

元気な声が返ってくる。まだ運ぶ料理があるようだ。

「今日は創作料理無さそうだな」

「流石に前みたいにスライム食べようとは思わないよ…」

「口に入れてから言うの、質が悪いんだよ」

「全くだ…。行秋被害者の会じゃなくて、香菱被害者の会を作るべきじゃないか?」

「被害者の会が、なあに?」

「あ、香菱」

「い、いやなんでもないよ。エビのポテト包み揚げと龍髭麺と揚げ魚の甘酢あんかけの3つを頼む」

運悪く注文を聞きに来た香菱が来て重雲が慌てたようにごまかす。

「ふうん…そう?わかった」

納得してなさそうな香菱はそれでもまだ店が忙しいようで、注文を繰り返すと厨房に去って行った。

「危なかった…」

「多分あれ何か感づいてるよ」

「…人が少なくなったらこっちに来るとかないよな」

「食べたら外出る?」

店の奥から2人で店の外を眺める。

「なんだか外眩しくないか?」

「暑そうだな…」

うんざりしたような顔を2人してとると

「…やっぱ夕方まで万民堂かな…」

「そうだな…」

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てら(プロフ) - ページ1の1行目、タルタリ"ア"ではなくタルタリ"ヤ"です…細かいことですみません🙇‍♀️ (7月2日 21時) (レス) @page1 id: 372b4e8b3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっく | 作成日時:2023年3月24日 22時

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